今日は全体朝礼の日。
気持ち早めに家を出る。
ランクルはディーゼルだから暖気運転は必須だし、この寒さで車内は冷え切っているので出かける20分前に、
「おねがいしまーす」という言葉でUncleBeeがエンジンを掛けに行ってくれる。
「行ってきまーす」
「気をつけてね」
タイヤはこの前Mタイヤ屋で新品のスタットレスに履き替えたばかり。
快調快調。
昨日除雪に来てくれたらしく、我が家の前の町道とは言えない町道にも雪はほとんど無い。
少しましな町道を左折しても地面が見えている。
と、思った瞬間、前にある吹き溜まりを発見した時にはハンドルが取られ、ブレーキも間に合わず吹き溜まりに突っ込む。
こうなったら何してもダメ。
積もったばかりのフワフワの雪だったら、今までの経験上50センチくらいの積雪だったら行けたけど、吹き溜まりの雪って重いのよね。
しかもしっかりずっしり。
格闘することをあきらめUncleBeeに電話し来てもらう。
運転を交代し試みるが駄目だった。
ウインチを巻きつけられそうな太い木も無いし、あるのは我が家の為だけの電柱が。
でも、もしその電柱にウインチを付け、そしてもし折れたら?
そんな恐ろしい事できないよ。
町役場の農林課に電話して助けを求める。
待つこと15分。
黄色の4駆のパトロールカーが来てくれた。
あとから除雪車も来てくれるとのこと。
後方に大回りして来た除雪車の姿を見たときは、もう嬉しかったわ。
車の近くまで除雪し、ロープを付けバックで難なく引っ張り出してくれた。
こういうのが家に一台あったらねー。
1時間15分ほどの遅刻でした。
それにしても雪って怖い。
雪の白さで高低差が全く分からなかった。
ましてそこに行くまで地面が見えていたから、それが吹き溜まりだなんて想像すらしなかった。
今までは片側に広い森があり、それが防雪の役目をはたしてくれていたけど、伐採されて広々とした原野になってしまったための吹き溜まり。
前も後ろも地面が見えてるのに、そこだけのたった10メートルの拭きだまり。
農林課の電話を受けてくださった方は、豆に連絡をしてくれ、来てくださったパトロールカーの方も応援にもう一台来てくださった方も、ものすごく感じよく感謝感謝。
しかも二人とも良い男だったの。うふ。
宝くじ当たったら、絶対寄付しようと心に固く誓った朝だった。