ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

10メートルの悲劇

2016年12月12日 | 日記

今日は全体朝礼の日。

気持ち早めに家を出る。

ランクルはディーゼルだから暖気運転は必須だし、この寒さで車内は冷え切っているので出かける20分前に、

「おねがいしまーす」という言葉でUncleBeeがエンジンを掛けに行ってくれる。

「行ってきまーす」

「気をつけてね」

 

 タイヤはこの前Mタイヤ屋で新品のスタットレスに履き替えたばかり。

快調快調。

昨日除雪に来てくれたらしく、我が家の前の町道とは言えない町道にも雪はほとんど無い。

少しましな町道を左折しても地面が見えている。

 

と、思った瞬間、前にある吹き溜まりを発見した時にはハンドルが取られ、ブレーキも間に合わず吹き溜まりに突っ込む。

こうなったら何してもダメ。

 

 

積もったばかりのフワフワの雪だったら、今までの経験上50センチくらいの積雪だったら行けたけど、吹き溜まりの雪って重いのよね。

しかもしっかりずっしり。

格闘することをあきらめUncleBeeに電話し来てもらう。

運転を交代し試みるが駄目だった。

ウインチを巻きつけられそうな太い木も無いし、あるのは我が家の為だけの電柱が。

でも、もしその電柱にウインチを付け、そしてもし折れたら?

そんな恐ろしい事できないよ。

町役場の農林課に電話して助けを求める。

待つこと15分。

黄色の4駆のパトロールカーが来てくれた。

 

あとから除雪車も来てくれるとのこと。

 

後方に大回りして来た除雪車の姿を見たときは、もう嬉しかったわ。

 

 

 

車の近くまで除雪し、ロープを付けバックで難なく引っ張り出してくれた。

こういうのが家に一台あったらねー。

1時間15分ほどの遅刻でした。

 

それにしても雪って怖い。

雪の白さで高低差が全く分からなかった。

ましてそこに行くまで地面が見えていたから、それが吹き溜まりだなんて想像すらしなかった。

 

今までは片側に広い森があり、それが防雪の役目をはたしてくれていたけど、伐採されて広々とした原野になってしまったための吹き溜まり。

前も後ろも地面が見えてるのに、そこだけのたった10メートルの拭きだまり。

農林課の電話を受けてくださった方は、豆に連絡をしてくれ、来てくださったパトロールカーの方も応援にもう一台来てくださった方も、ものすごく感じよく感謝感謝。

しかも二人とも良い男だったの。うふ。

 

宝くじ当たったら、絶対寄付しようと心に固く誓った朝だった。

 

 

 

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