ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

UncleBee的 自給自足の考え方。

2013年05月25日 | 日記
UncleBee的 食の自給自足の考え方について少し考えます。

普通、食料を自給すると言うと、ちょっと大き目の家庭菜園みたいな畑を作り、そこに普段食べる多くの種類の野菜を植える。と言う考えが一般的だと思います。

しかし、この地にもう4年以上住んでみると、そういう自給自足はある意味「絵空事」のような気がします。

そうは言っても実践している人もいます。

たとえば、うりむぅの畑です。

色々な種類の野菜をそこそこの広さの畑で作って、お店の料理にも自分たちの食べる分もある程度自給しているようです。

かなりレベルの高い畑作で、毎年見てきましたが「UncleBeeには無理かも!」と言う気がしています。

うりむぅの畑のようなレベルの高い家庭菜園を維持している人はたくさんいます。

がしかし、大根が採れる時期にはどこも大根過剰状態だし、かぼちゃのシーズンも台所中かぼちゃだらけ!になるくらいあちらこちらからいただいています。

そんな環境で、はたして自分で畑を作る意味があるのかどうか?

そこで考えたのが「あまりこの辺りでは作られていない農作物を作る!」です。

その一環がアスパラガスだったり養鶏だったりします。

これは我が家で食べる分も含みますが、頂き物に対するお礼として価値があると考えています。

お野菜を頂いたお礼に卵をあげる!

と言うことです。

今まで我が家ではお返しする品目がありませんでした。

つまり頂きっぱなし。

これじゃあ継続しません。

鶏の餌程度の品質であればUncleBeeも何とか耕作出来るかもしれません。

狩猟で得たお肉や鶏の卵やお肉、新鮮なアスパラ。

これってけっこう地元でも喜んでもらえます。

後はご近所(半径20Km以内はご近所)との関係を良好に保っていれば、わざわざ時期になると溢れているような野菜を作る必要は薄い!と言えます。

頂き物って野菜だけじゃないんですよ。

鮭丸ごと一匹とか、巨大な帆立貝を袋にいっぱいとか。

そういう頂き物に、自信を持ってお返しできる物を作りたい!と考えています。

自給自足って、畑を耕すよりも、周りの人達との人間関係を耕す方が大切なんだと思います。

食料自給のもう一つの要は、採集ですね。

これも敷地内採集と敷地外採集があります。

敷地内は採集できる有用植物に適した環境作りをして行きます。

敷地外採集は、なんと言っても環境保護が大切です。

乱獲しない、汚さない。

自然は大切にしていると、恵みをくれるものです。


つまり自給自足の要は。

「人間関係と自然を大切にすること」だとUncleBeeは思っています。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ふぅーーーー終わった Vol・... | トップ | ふぅーーーー終わった Vol・... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自給自足は贅沢? (コォ)
2013-05-26 09:05:30
私も常々野菜の自給自足にはかなり懐疑的でした。
まずそこにかかるコスト、と労力に見合わない。
うちのローカルロケーションでは近くのスーパーか道の駅でわずかに100円玉を何枚か持っていれば信じられないくらいの野菜が手に入ります。お百姓さんには申し訳ないくらいです。
次に、自分で作ると同じものが同じ時期に大量に収穫される。(自分でやってみたことないのでやり方しだいでは違うかも)
そこでUncleBeeさんの「自給自足の考え方」はちょっと目から鱗でした。かなり納得です。
返信する
Reコォさん。 (UncleBee)
2013-05-26 13:00:29
なかなかマーケットの品揃えのような家庭菜園は無理だと思うんですよね。

頂いたり、採ったり、狩ったりしたものも一時期に大量に収穫されます。
そんなときに大切なことは、その大量の食材をどう活用できるかだと思います。
その為の技術や工夫も自給自足のけっこう大切な要因です。
ま、UncleBeeの場合まだまだ試行錯誤ですけどね。

で、いつこちらに来られますか?

楽しみにお待ちしております。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事