笑うユパ

最近、近場(10キロ以内)の移動には、おおむねユパを荷台に乗せて行く事が多くなりました。
バックミラーに映るユパの顔！笑っています。
虐待され、痩せ衰えた姿で来た頃の面影はもうありません。
森も草原も彼の自由な遊び場ですが、今は小さな軽トラの荷台が一番のお気に入りのようです。
イングリッシュセッターのリンもハスキーのカイもそれぞれに好きな事を見つけて楽しんでいます。
リンは耳が聞こえませんが、毎日同じコースを回って自主的な散歩をしています。
おそらく八キロ程度の決まったコースのようです。
朝の散歩開始から姿を消して、一時間程で必ず帰って来ます。
帰って来たときの満足そうな顔をみると、叱る気にもなりません。
ただただ、歩く事が好きな子で、十年以上散歩もしてもらえずに、飼われていた子ですから、ここの大地で一生分の散歩をしょうとしているようです。
ハスキーのカイは穴堀が大好きです。
でも、今まではアスファルトの上の散歩が多く穴を堀る機会があまりありませんでした。
公園などで穴を堀ろうとすると叱られます。
しかし、ここでは堀放題です。
彼女は今大きな切り株発掘に夢中です。
夜にドッグランを抜け出して徹夜で発掘作業に勤しむこともあります。
顔中泥まみれになって満足そうな顔で掘っています。
朝起きると、トレーラーの前に泥まみれのハスキーが満足そうな顔で寝ていることがけっこうあります。
犬達も飼い主もそれぞれに夢中になれるものがここにはあります。