ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

弟子屈を今後どうするか?  ーbyB・B

2009年12月20日 | 日記
船橋のYさんが、T・V番組で朝やっていた弟子屈についての報道を
電話してくれました。(我が家にはT・Vがない) 

屈斜路湖、摩周湖、川湯温泉など観光地が知床や、阿寒の方に観光客が
流れてさびれてきているそうです。
どう観光客を取り戻すかの議論と言うか提案と言うか、そういう内容
だったそうです。

屈斜路湖にある温泉旅館の日帰り温泉に、良く行きますが確かに
川湯の街中は閑散としています。
ホテルも冬場の今、開店休業状態。
観光客の姿もほとんど見かけません。
お土産やさんにもお客を見ることはありません。
これは地元の方達にとっては、死活問題でしょう。
30年前にこの地に移住してきたお寿司屋さんは、あの頃はシーズンとも
なると、観光客であふれかえっていたと言っていました。

観光客が何を求めているのか、それをしっかりリサーチしてかからないと
破綻したどこぞの所の二の舞になってしまいます。
箱物には決して走って欲しくないですね。

私達は移住してほんの数ヶ月ですから、ちょっと長めに逗留している
観光客気分がまだ抜け切れていません。
弟子屈には結構移住者が増えています。
その人達も多分同じではないでしょうか。
そこに生まれた時から住んでいると、すべてが当たり前になってしまい
客観的に見ることがなくなってしまうのでしょう。

その視点から言わせてもらえば、自然を壊さず生かした綺麗な観光地が
望ましいです。
ではどんな?って聞かれると即答は出来ませんが、北海道全土が観光地で
あると思います。
弟子屈だけに限らずそこを原点として考える必要があると思います。

遠くに雪を頂いた山々を眺めながら走る道。
牛や馬がのどかに草を食む。

でも、道沿いには荒れ果てた牧場跡、朽ち果てた廃屋。
うら寂しい、光景があちこちに見られます。
苫小牧からこの美留和まで来る道すがら隋所で見た風景です。

自治体はこういうものを率先して撤去し、町や村の美化に勤めるべきでは
ないでしょうか。
その土地にあった建物を法律で決めるとか、そういう法令も必要な気がします。

今、日本の山、森、林の80%が疲弊しているそうです。
O2を出しCO2を吸収するのは若い樹木なのだそうです。
木を切り出したら、若い木を植樹していかないと駄目になってしまう。
いくら国土の80%が緑だからといって、安心しているのは大間違い。
でも林業はやればやるほど赤字になるそうで、山はほっぽりぱなし。

京都議定書も結構ですが、国はそういうところも考え予算を出すべきだと
思います。

フェリーで知り合った人達は一様に、北海道は良いと言います。
私の友人達も、北海道大好きという人ばかりです。
弟子屈というとああ、知っているという人達も多いです。

私達夫婦も、北海道がここ弟子屈の美留和が好きで移住して来ました。
そんな大好きなところが、駄目になっていくのはとっても悲しいことです。







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1 コメント

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多様性 (まっちゃん)
2009-12-21 11:50:26
私は廃屋を美しいと思います、ですので
無理矢理撤去はやめていただきたいです。
道北へ行くと良い感じの廃屋が沢山残っています。道東では減りましたが。

森を残したいと言っても、自分たちがストーブで燃やした薪に相当する分、自分で植林するか、間伐材を買って林業に貢献でもしないと木は減ります。他人事でもありません
二酸化炭素も出っ放しです。


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