安全運転

俺も以前は若い頃は結構スピードをだして運転していた

そんな俺が安全運転に徹したのにはある情景を見たからだ

胆嚢癌の手術の前に仙台医療センターで検査入院していた時だった


暇な入院生活の中で救急救命の前をよく散歩していた

おそらく交通事故で搬送された患者さんと家族だった

家族が大声で叫んでした『お前がお父ちゃんを殺したんだ～』

それを宥めすかす婦警さんや警察官

今にも加害者に飛びかかりそうな家族を抑えていた

罵声は留まらずいつまでも抗議の声は続いた

泣くのと喚くのと罵声が続く

思った・・

ちょっとしたミスや乱暴運転での犠牲者を生む交通事故

きっと亡くなったお父ちゃんと呼ばれていた方も

朝はいつものようにおかぁちゃんに『行って来るよ～』とでかけた事だろう

身内や友人親戚多くの人々に悲しみを与える


その光景はとてもショックだった

それ以来俺は出来る限りの安全運転をしている

煽られても動ぜず機会があれば追い越させる

身勝手な運転者には近づかない

不可抗力もあるが出来る限り俺は事故を起こさない