ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

星野早紀 作品展「蒐集家ナターシャの部屋から」 他(ピカレスクギャラリー)

2024年10月19日 20時00分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、2つのギャラリーを観たのでございます。

複数の展覧会開催中のピカレスクギャラリーから書きまする。
(写真撮影は許可を得ておりまする)

★星野早紀 作品展「蒐集家ナターシャの部屋から」
https://picaresquejpn.com/saki_hoshino_exhibition_2024/

星野早紀のテンペラ+油彩画、優しさと独特な静けさが心和み、大好きなのでございます。
本当は初日に行きたかったのじゃが、会期3日目になってしもうた。

本展は、小さな絵を集めるのが趣味のナターシャのコレクションという楽しいテーマ。

展示空間はこんな感じで、27点の展示じゃ。


 
まずはナターシャのお部屋を拝見しようかの。
《ナターシャの部屋》板に油彩、テンペラ 2024
本展のメインビジュアル。壁には11点の可愛い絵画。ナターシャもお友達も可愛い。


 
描かれた11点は、全て実際の作品も展示されておるのじゃ。
絵の左上から時計回りに8点だけ載せまする。

《ムーンライト・サーカス》板に油彩、テンペラ 2023


 
《とある博士》板紙に油彩、テンペラ 2023


 
《訪れ》板紙に油彩、テンペラ 2024
額もご本人が制作なさったそうな。


 
《花飾り》板に油彩、テンペラ 2023


 
《二つの星》板紙に油彩、テンペラ 2024


 
《くまのマーチ》板に油彩、テンペラ 2024


 
《プルメリア》板に油彩、テンペラ 2023


 
《風の吹く処》板紙に油彩、テンペラ 2024
手のひらサイズの小さな作品。お迎えしたかったが既に赤シールで涙。


 
お部屋の作品以外にも色々ございますが、2点をば。
《春の訪れ》板に油彩、テンペラ 2024


 
《瞳の奥には》板に油彩、テンペラ 2024


 
ナターシャの可愛い世界、たいそう心和んだのでございます。
会期は10月27日まで。

同時開催の展覧会も、展示風景と作品2~3点ずつ載せまする。

★ピカレスク・ニュー展 Vol.15
https://picaresquejpn.com/picaresque_new_vol-15/

在廊なさっていた作家、彩羽から色々お話をお伺いできたのじゃ。
鳥が大好きだそうで、楽しゅうござりました。

彩羽の作品コーナー。

《やわらかな眼差し》キャンバス、アクリル 2023

左から《はるのひ》《春うらら》キャンバス、アクリル 2023

会期は10月27日まで。

★okamoto barba nami 個展「NOTHING TOO EXTREME」
https://picaresquejpn.com/okamoto_barba_nami_exhibition_2024/

たぶん初めて見る作家じゃが、ちっちゃくて緻密で綺麗なお家の模型(1/50サイズくらい?)たいそう好み。
小さなガラスの器に入ったお部屋などもございました。
メインビジュアルがピンボケ過ぎて載せられぬのが残念~。

《ACTORA/俳優のいえ》フレーム、木、紙、布、金属、他 2024

《天文学者のいえ 金》スチレン、木、紙、布、金属、他 2024

《コレクターのいえ》フレーム、木、紙、布、金属、他 2024

会期は10月27日まで。

★肌芳 作品展「Komet」
https://picaresquejpn.com/kihou_exhibition_2024/

アクリルドームを被せた作品やガラスドームに入った作品もございましたが、お供のEの姿がドームにしっかり映り込んでいて、写真は載せられませぬ。

《迷夢欠片の眠り樹に》キャンバス、アクリルガッシュ、ミクストメディア 2024

《さざれ夜月》キャンバス、アクリルガッシュ、ミクストメディア 2024

会期は10月20日まで。

★越智健仁 個展「いきものばんざい」
https://picaresquejpn.com/takehito_ochi_exhibition_2024/

会期は10月6日までじゃったが、スペースを変えて展示されておりました。
緻密さとダークさ加減とユーモア加減がツボ。

《いえねことそとねこ》紙、インク、水彩 2023

《一兎も…》紙、インク、水彩 2024

《こちらを見つめる目》紙、インク、水彩 2024

こちらはいつまで展示されておるのかお伺いしそびれてしもうた。

様々な作品を観られ、ギャラリーオーナさんからもお話をお伺いでき、楽しいひとときでありました。

この他に観たギャラリーの話は、また後日。

さてランチは、松阪牛 よし田へまいりましたのじゃ。

いつもは開店前に行くのじゃが、遅めの時間に行ってみたらば、売切れメニューがけっこうあるのぅ。

お席はいつものカウンター席に案内されたが、生憎の空模様で53階からの眺めも灰色一色じゃから、窓が小さくても関係ないのぅw

黒毛和牛ステーキ丼をお願いいたしまする~。

美味しいうえに税込1300円。ありがたい事でございます。

そしてデザートはココスじゃ。
イタリア栗のモンブランパフェをお願いいたしまする~。

マロンペーストの下に、渋皮栗アイスやらバニラアイスやらマスカルポーネムースやらブラウニーやら色々入って美味しいぞよ。

が、最後がコーヒーゼリーであっさり終わってしまうのがちと残念。
コーヒーゼリー抜きで10人前持ってまいれ~!(こらこら)


建石修志 個展「手紙が届く・・・」(スパンアートギャラリー)

2024年10月17日 20時32分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

この日はもうひとつ、スパンアートギャラリー「建石修志 個展 手紙が届く・・・」を観ましたのじゃ。
https://span-art.com/exhibition/2024/20241012_tateishi.html
(写真撮影可)

建石修志の作品は幻想的で美しくて大好きゆえ、個展は観逃す訳にはいかぬのじゃ。
会場はこんな感じ。36点の作品が展示され、大興奮でございます。

わたくしの古いコンデジでは繊細で美しい色彩など全く再現できぬうえ、アクリルの映り込みで観づらい写真ばかりじゃが、15点を観た順にどんどん載せますぞ。

《メッセンジャー海を渡る》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具 F8


 
《余白へ》ボードに油彩+アルキド樹脂絵具 318×232


 
《梔子のHypnos》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具 F4


 
《Hypnosの手紙》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具 F6


 
《蜂のとぶテーブル》キャンヴァスに混合技法 40F


 
《ノスタルジア-照応》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具 F4


 
《オルフェウスからの手紙》パネルに混合技法 530×420


 
《彼方からの手紙》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具 F4


 
《鳩小舎》板に油彩+アルキド樹脂絵具


 
《梔子の手紙》板に油彩+アルキド樹脂絵具


 
《鬱金香》パネルに油彩+アルキド樹脂絵具


 
《一片の記憶》麻紙ボードに油彩+アルキド樹脂絵具


 
《Konstruktion-構造》キャンヴァスに混合技法 40F


 
《ペガサスが手紙を届ける》麻紙ボードにsilverpoint


 
《使者》麻紙ボードにsilverpoint


 
石版画の蔵書票6枚セットは、手彩カラーもございます。


 
観応えありありな個展、ぐるぐる何周もして堪能いたしました。
会期は10月22日まで。再訪したいが、無理かのぅ・・・

さて、今夜の満月は、2024年で最も大きく見えるスーパームーンでございます。
綺麗なスーパームーン、共食いしながら眺めたのじゃ。

★おまけ話
サーティワンでクレープをば。
期間限定アイスのティーオーレに生キャラメルソースを合わせてみたら、美味しいぞよ。
おかわりを持ってまいれ~!


彩形展(Salon de Lã)

2024年10月16日 20時00分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

銀座ではもうひとつ、Salon de Lã(サロン ドゥ ラー)「彩形展」を観ましたのじゃ。
https://salondela.com/ja/schedule/exhibition/6659
(写真撮影可)

10名の人形作家による人形展の第1回目とあらば、観逃す訳にはいかぬじゃろ。
会場はこんな感じ。

会期3日目で、購入して即お持ち帰り可の小作品は、既に旅立ったものもございます。
写真うまく撮れんかったが、それぞれ1点ずつ作家名50音順で載せまする。

★あさぎ遥
《シャーベットローズの夢見る少女》ビスク、グラスアイ 38cm
小品《ビスクの手のペンダントトップ》は、2点とも既に旅立っておりました。


 
★天久瑤子
《Veronica》ビスク、グラスアイ 35cm
ブルーのグラスアイも、ご自身の作だそうな。


 
★Calme
《Nostalgia -赤の記憶-》ビスク、グラスアイ 52cm
Calme作品は以前も観ておったが、在廊のご本人に初めてお会いでき、お話もお伺いできたぞよ。
シルクの繊細な衣装も、全て手縫いで作っておるのじゃ。


 
★九重十日
《幻灯》オールビスク、グラスアイ、人毛 45㎝
この作家の作品を観るのは初めてで、在廊のご本人にもお話をお伺いできました。


 
★反町由紀
《かえで》ビスク 16cm
衣装に使われておるのは銘仙かの。


 
★華緒
《クロウリーとの約束》サーニット、人毛、グラスアイ、アイアン 42cm
54cmの《エリザベート》はベールでお顔が隠れておったゆえ、お顔が見えるこの子を載せまする。


 
★瞳水晶
《ひめごとⅡ》ビスク、グラスアイ、人工毛 50cm
ドール作品の他、絵画(紙にインク、着彩)も1点ございます。


 
★ホシ乃シホ
《µtsuwa 01》ビスク、ガラス、モデリングキャスト、グラスアイ 44㎝
お腹が透明ガラスで、背中の穴から好きなものを入れられるのじゃ。


 
★マミルリハ
《クマとねんね レモンイエロー》ビスク、化繊毛 11cm
ビスクで、しかも球体関節人形で僅か11㎝とな?
ちっちゃくてピンボケしてしもうた(汗)


 
★松乾斎東光
《令和のいちまさん》桐塑胡粉仕上げ 24cm
衣装が令和バージョンじゃ。


 
10名の作品、観応えござりました。
在廊のおふたりが、他の作家の作品についても丁寧に説明してくださり、ありがたいのじゃった。感謝。
会期は10月20日まで。

もうひとつ観たギャラリーの個展話は、またまた後日。

さてギャラリー巡りの前に、ジョナサンでまた季節のジョナパフェ(ぶどう)を食べたのでございます。

マスカットや巨峰やぶどうソルベの下は、ソフトクリームや白ぶどうゼリーじゃからの、ゴクゴク飲める感じ。
プハ~!もう1杯!

夕食はまた手抜き。OKストアのビビンバ丼じゃ。
よ~く混ぜて、とろけるチーズをたっぷり乗せて温めると美味しいんじゃよ。


横橋成子 個展 In to the forest(ゆう画廊)

2024年10月15日 20時00分35秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、3つのギャラリーを観たのでございます。

まずは、ゆう画廊「横橋成子 個展 In to the forest」初日。
https://ywgarou.jimdofree.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

横橋成子の作品は、グループ展ではたびたび観ておるも、個展は観た事なく楽しみにしておったゆえ、初日にまいりましたのじゃ。

会場はこんな感じ。
日本画とアクリル絵で、69点(ドローイングは含まず)もの作品が。

だいたい観た順に、一部載せまする。

《オオカミとびわの木》
まず目に飛び込む100号の大作。


 
狼の群れ、BLACK WOLF家の方々はこちら。
それぞれの設定もしっかりあり、作品から性格が見えまする。

《Forest and wolves》


 
上段左から《Mom-WHITE WOLF》/《Dad-BLACK WOLF》
下段《puppies-WOLVES》
両親と末っ子3兄妹。


 
上段左から《Brown wolf portrait》(bro2's girlfriend)/《bro2-Gray wolf portrait》
下段《flower》
イケメン次男(右)とガールフレンド。


 
《狼の森-call》


 
《wolf forest》


 
オオカミ作品以外も色々ございます。
上から《さくらととり 2024》/《桜と白狼》


 
《めいちゃん》
オーダー作品で、オーダー主の飼い猫じゃ。


 
こちらには小さめ作品と、グッズもいろいろございます。

「箔はりドローイング」は、オオカミとディロフォサウルス。
箔の色や模様が1点1点違うゆえ、選ぶのが楽しいぞよ。


 
このファイルの中にもドローイングが入っておりまする。


 
本物の角で鹿ごっこ。


 
オオカミ愛に溢れた作品の数々と温かみある空間、堪能いたしました。
在廊のご本人に色々お話をお伺いできたのも楽しゅうござりました。
会期は10月20日まで。

この後に観たギャラリーの話は、また後日。

さて本日は、まちかんさん&ねこもんじ君と、デニーズで久々にお茶したのでございます。

まちかんさんから今年も渋抜きした柿と、金花堂はや川の羽二重くるみ頂きました~♪
どちらも美味しゅうござりました。感謝!

今夜は十三夜。
綺麗な月が出ておるぞよ~。


金井一郎 個展 火雲(ねじまき雲)【追記あり】

2024年10月13日 20時00分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

この日はまず、ねじまき雲「金井一郎 個展 火雲  -宮沢賢治の雲の文語詩を灯す-」初日を観ましたのじゃ。
https://nejimakigumo.bitter.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

金井一郎の灯り作品は大好きで、特にボックス作品に強く惹かれるのじゃが、最近の展示ではボックス作品は観られなかったのでございます。

今回、宮沢賢治の文語詩に登場する雲をテーマにしたボックス作品が出展されると知り、初日の早い時間に馳せ参じましたのじゃ。

いつもは購入したら即お持ち帰り可じゃが、本展ではボックス作品のみ購入後も1週目は展示されるとの事で、全部観られて嬉しいぞよ。
ボックス作品以外は、当日お持ち帰り可。

会場はこんな感じ。
ボックス作品が12点もある~!街の灯りや、植物などの灯りも色々ございます。

作品と共に展示されている人形は、ねじまき雲の店主殿の作品じゃよ。

ボックス作品は、灯りのスイッチが2つ以上あるものは、自由にスイッチを入れて変化を観る事ができるのじゃ。
スイッチ2つの作品が多いが、4つある作品も数点ございます。

写真がうまく撮れず雰囲気だけじゃが、6点をば。

本展のDMハガキに使われている作品、幸運にもお迎えできたぞよ!
灯りのスイッチは2つで、3通りに変化するのじゃ。
スイッチ2つつけた時。

スイッチ片方ずつつけたらこんな感じ。


 
こちらは上の作品と最後まで迷った作品で、満月に照らされた雲が美しゅうござります。


 
幻想的な雲じゃ。


 
こちらはスイッチ4つ。組み合わせて、より変化を楽しめまする。


 
雨も降っておりまする。2点目はスイッチ4つ。


 
街の灯り。
電柱は物寂しさも魅力的。小物を置いたりしても楽しめまする。


 
建物も色々ございます。


 
上に映る影も綺麗。


 
本物の植物や貝を使った灯りは、殆どが替え玉を付け替えられるのじゃ。


 
暗い空間に浮かぶ様々な灯りと美しい影、じっくり堪能いたしました。

会期は10月22日まで。最初にも書いた通り、現在展示のボックス作品が確実に観られるのは16日までじゃから、ご興味ある方はお早めにの。

わたくしも2週目以降、お迎え作品の引取りも兼ねて再訪する所存にござります。
作品は日々入れ替わるし、またどんな作品に出会えるか楽しみじゃ。

そそ、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の「金井一郎 翳り絵展「銀河鉄道の夜」を巡る旅」も素晴らしかったゆえ、ハシゴもお勧めでございます。

吉祥寺美術館の会期は、11月4日まで。入館料300円で素晴らしい翳り絵の世界を堪能できますぞ。
https://www.musashino.or.jp/museum/1002006/1003349/1007164.html

さて、ねじまき雲へ行く前に、久々に多根果実店へ寄ったのでございます。

先に1階で注文とお支払いを済ませるのじゃ。

何ですと?お目当てのマンゴーショートと和栗モンブランは品切れとな?

では、かぼちゃのプリンとホットコーヒーをお願いいたしまする~。
ここのコーヒーは、八王子の素敵なお城カフェ、パペルブルグのコーヒー豆を使っておるのじゃよ。

注文したらお2階へ。トランクのテーブル席に座るのは初めてでございます。

かぼちゃプリン登場~。

みっしり食感でラム酒も効いて、美味しゅうござります。

コーヒーは、ちと薄いかのぅ。
もっと濃く淹れて欲し・・・(こらこら)

★【追記】10月21日
本日、お迎え作品を受け取りに再訪したらば、作品は大幅に入れ替わっておりました。

数点だけ載せまする。

まず真っ先に目に入ったのは、わたくしがお迎えしたボックス作品を縦にしたような感じのこちら。

しかしこちらはスイッチ4つで、より変化を楽しめるのじゃ。
わたくしが帰る時点で、まだ赤シールは付いておらんかったぞよ。

こちらも初日にはなかったボックス作品。


 
建物も入れ替わっておりまする。
こちらは屋根の灯りが面白うござります。


 
お部屋に佇む猫は、ねじまき雲の店主殿の作品。
わたくしの故郷、古代エジプトのシャブティならぬニャブティじゃ。


 
植物の灯りも色々ございます。
雲のようなヘチマの灯り。


 
植物の灯りの鳥も数羽おりました。


 
初日にはなかった作品を色々観る事ができ、楽しゅうござりました。
会期は明日、10月22日まで。ご興味ある方はぜひ。