練馬区立美術館「追悼 野見山暁治 野っ原との契約」前期を観たのでございます。
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202409061725590312
(写真撮影可)
昨年お亡くなりになった野見山暁治は、練馬区にアトリエを構えていた画家で、練馬区立美術館では開館準備中から野見山作品の収集を続けておりますのじゃ。
本展では、絶筆含む油彩画、ドローイングなど、前期・後期合わせて73点と、練馬区のアトリエでの愛用品なども展示。
前期は、野見山の画業の最初期からフランス留学時代までの作品。
後期は、日本への帰国後から晩年までの作品の展示じゃよ。
会場は2階の展示室のみで、こんな感じ。
前期の構成は以下の通り。作品も数点ずつリスト順に。
鉛筆画やインクによる作品はうまく撮れんかったからの、油彩画だけ載せまする。
【1章:池袋モンパルナスから戦地へ】(1930年代~1943年)
《自画像》1937
《渋谷風景》1938
【2章:焼け野原で見つけたもの】(1940年代後半~1951年)
《静物(牛骨》1949
《代官山風景》1950頃
【3章:滞欧時代-人間像と風景の探求】(1952~1964年)
《シーナの部屋》1957頃
シーナとはパリで交流を持った椎名其二のことじゃよ。
《落日》1959
1597年に転居したパリ郊外ライ・レ・ローズのアトリエから見える光景だそうな。
《崖》1961
《青い景色》1963-64年
後期【5章】の絶筆の作品は通期展示。
《題不詳(絶筆)》2023
【アトリエ(通期展示)】
野見山のアトリエ兼住居は、練馬区と、故郷に近い福島県糸島にあったのじゃ。
このコーナーは、練馬のアトリエに残されたものが展示されておりまする。
そうめんなど贈答品の木箱の蓋をパレットとして使い、コンクリートブロックを積み上げてイーゼルにしたんじゃと。
油彩は左から《男》1959、《丘》1982
スケッチブック「キヨとケイがいたころ」1978~1981
お気に入りでアトリエに置いていた骸骨のビニール風船。ドイツのお土産で頂いたんだそうな。
自作の節分の鬼のお面やら、ぬいぐるみやら。
映像は2点ございます。インタビュー映像(13分)と、アトリエ内部の記録映像(約25分)
前期の会期は11月10日まで。
「4章」からの後期は、11月12日から12月25日まで。
2025年に開館40周年を迎える練馬区立美術館は、建て替え予定なのじゃ。
この建物では最後の展示となる後期も観に行く所存にござります。
観終わって、中村橋駅前の唐苑で久々にランチ。
ランチセットは、中華粥とスープと小菜が食べ放題なのじゃ。
海老チリ海老マヨセットをお願いいたしまする~。
海老チリと海老マヨ、両方食べられるのが嬉しいのでございます。
ライスとミニ杏仁豆腐も付いて、税込1199円じゃよ♪
お粥を何杯おかわりしたかは聞かないで下さいまし。エヘ
そして、まちかんさんと待ち合わせ、コメダ珈琲店へ。
コメダ珈琲も久々じゃ。いつもシロノワールばかり食べておったが・・・
珈琲ジェリーをお願いいたしまする~。
初めて食べたが、ソフトクリームが乗ってて嬉しいのぅ。
底にはなぜか、輪切りバナナが潜んでおるのじゃった。
一緒に写っておるのは、まちかん家のさめねこ君じゃよ。
まちかんさんから、今年も手作りのシュトレンとローゼルジャムと中華ねじり揚げを頂きました~!
シュトレンは作りたてで、数日寝かせたほうが美味しいとの事で、食べるの我慢我慢。
ローゼルは初めて知った植物じゃ。
ジャムはリンゴジュースを入れて煮てあり、甘酸っぱくて美味しいぞよ。
中華ねじり揚げもクセになる美味しさじゃ。
どうもありがとうござりまする~!