一昨日は、銀座の3つのギャラリーで、4つの展覧会を観たのでございます。
ギャラリー椿「武田史子 展 Fumiko TAKEDA Solo Exhibition」
www.gallery-tsubaki.net/2018/Fumiko_Takeda/info.htm
(写真撮影は許可を得ておりまする)
1997年から2018年までの銅版画が26点と、ガラス絵が5点。
比較的新しい作品は額装で、旧作(絶版も数点あり)は額なしで、向かい合うように展示。
武田史子の作品は、昨年のCWAJ現代版画展で銅版画1点と、2年前にギャラリー椿でテンペラ画1点しか観た事なかったのじゃ。
今回の個展を観たらばたいそう好みで、今まで殆ど知らなかった事を悔やみましたぞ。
写真は額が反射して映り込みが酷いのじゃが、雰囲気だけでも。
まずは今回の2大お気に入り作品。
・《紡ぐ季節》2012 絶版
写真は泣きたいほど不鮮明じゃが、植物やガラスの緻密さ美しさや、黒のグラデーションなど凄いぞよ。
部屋に飾って毎日眺めとうござりますが、既に赤シールで涙。
絶版じゃから仕方なし。うう
一部分拡大。
ガラス容器の小さな丸い部分の中の木や、その下のフット部分にテーブルのタイルのような切れ目まで透けておるのがおわかりかの?
・《幸福の果実》2001 絶版
こちらも同じくらいお気に入りじゃが、やはり赤シールで涙。
一部分拡大。ガラスの容器の表現も美しい~。
その他のお気に入り作品も、制作年が新しい順に。
・《風の日》2018
本展のDMに使われている作品。
・《温室の図書館》2017
本の鍵や栞もミステリアス。
・《早春の船出》2017
水の部分が宇宙のようじゃ。
・《よろこびの書》2017
手彩色(?)の小さめ作品。鳥も可愛いのぅ。
・《月の舟》2000 絶版
・《息吹の日》1998
一部分。
・《残された記憶》1997 絶版
ガラス絵は5点全て今年の作品。
・《家路》2018
一部しか挙げませんでしたが、他の作品も素晴らしゅうござりました。
3冊の作品集も、座ってゆっくり拝見。
会期は10月20日まで。再訪したいものじゃ。
この他に観た展覧会の話は、また後日。
★おまけ植物画像:其の壱
トラノオの花がまた咲いて、部屋中に甘い香りが充満しておりまする。
気づかぬうちに細い茎が伸び、夜に咲く不思議な花。
★おまけ植物画像:其の弐
ベランダのエンジェルトランペット、2週間前の台風で派手に倒れるも、その後みるみる蕾がつき花が咲き、ベランダ中よい香り。
部屋に入れて香りを楽しみたいのじゃが、毒があるゆえ入れられぬのじゃ。
オカメインコ先輩がうっかりついばんだら大変じゃからの。
★おまけスイーツ画像:其の壱
北海道物産展で、白い恋人ソフト♪
おかわりしようと思うたが、また並ぶのも億劫で断念。
毎日食べたいものよのぅ。
★おまけスイーツ画像:其の弐
某ファミレスのマロンパフェ、メニューのお写真とはかな~り異なる平べったいお姿にテンション急降下。
パフェは見た目も大切じゃ。