ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「中野嘉之の世界」(郷さくら美術館)

2020年01月30日 06時32分40秒 | 展覧会・美術関連

数日前の話になりまするが、郷さくら美術館「中野嘉之の世界 -時空を超えた出会い、感動とその美-」を観たのでございます。
https://satosakura.localinfo.jp/


 

35点の作品が、3階までの展示室全部にゆったり展示されておりまする。
構成は以下の通り。お気に入りや気になった作品も、リスト順に挙げておきまする。

【Ⅰ:墨】(1階)

《双水竜図》2011年
横の長さ13m20㎝もある水墨画は、中野作品の中でも最長だそうで、コの字に展示。
物凄い迫力、且つ美しく、2頭の竜が今にも飛び出して来て、鋭い爪に捕まれるかと思うたぞよ。
外の看板の写真。作品のごく一部じゃ。


 

《生命の賛歌 -遊漁-》1998年
金箔に広がる投網に鮎の群れ。

【Ⅱ:生命の賛歌】(3階)

《州 Ⅱ》1974年
28歳の時の作品。水辺の鳥2羽と貝殻。

《揺れる陽炎》1989年
金色のゆらめきの迫力と美しさ、羽毛をなびかせてすっくと立つ鳥のカッコよさ。

《生命の賛歌 -梟》2000年
羽ばたく2羽のフクロウも背景も、繊細で美しい。
外の看板の写真。左側の作品じゃ。


 

《生命の賛歌 -狐》2000年
月夜の背景が美しく、2匹の銀色のキツネの質感もすごい。
外の看板の写真。右側の作品。


 

《風韻幼鹿図》(右隻)2001年
形象化された森の中、5匹の鹿が後ろを気にしながら走るの図。
一番左の丸い瞳の鹿が特に愛らしく、背景の森も美しい。

【Ⅲ:大自然の美】(2階)

《澪 Ⅱ》《澪 Ⅰ》2011年
1階に展示の《双水竜図》を描く前の、何百枚もの作画の中から2作を軸装。
どちらも竜はおらず、一瞬の波の動きが描かれており、興味深うござります。

《蕭蕭》2003年
中国とロシアの国境近くの車窓からの風景で、外は零下30度だったとか。
この世のものとは思えぬ空間がどこまでも広がっており、時を忘れて見入りましたぞ。
外の看板の写真。作品の一部が。


 

“時空を越えた”素晴らしい作品の数々、観応えあり堪能いたしました。
会期は2月23日まで。ご興味ある方はぜひ。

話変わって、一昨日の厳しい寒さが一転し、春めいた陽気になった昨日は、まちかんさんとブラックマウンテンの会だったのでございます。


 

前回も食べたアラビアータ、やはり美味しいぞよ。10人前持ってまいれ~!(ばき)


 

勿論ケーキも食べますぞ。まだ食べた事ないショコラケーキをば。
オヤクソクの生クリームデコレーションは、今年の干支のネズミさんじゃ。


 

まちかんさんのリンゴタルトは、ほっぺの赤いネズミさん。
半分頂いてしもうた。おほほ


 

そしてまちかんさんから、手作りのバナナケーキ丸々1台と、ビスコッティ1袋頂きました~♪ うるうる


 

バナナケーキはしっとり柔らかくバナナの風味濃厚で、ビスコッティはチョコやナッツも入ってザクザクで、どちらもたいそう美味しいぞよ。
ありがとうござりまする~! 

★おまけ話

本日は、オカメ先輩の一周忌なのでございます。
あっという間の一年じゃったのぅ。
寂しさは癒えませぬが、時々オカメ先輩の気配を感じ、慰められておりまする。
今日も、虹の橋からこっそり遊びに来るに相違ない。
好物を用意しておこうかの。