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ピーターラビット紀行

2006-02-09 | 漫画・小説・本
ピーターラビットの世界のDVDを観た後、
ピーターラビット紀行/新井満・新井紀子著を貸してもらった。
イギリスの湖水地方を巡った紀行文が面白い。
新井満さんの写真も綺麗。

本の前半にワーズワースに関連した場所の話が。
ライダル湖の近くライダル村には教会が無くて、
4キロ先のグラスミアの教会まで棺を肩に担いで運んで行った道、
「コフィン(棺)・ルート」
パブリック・フットパス(歩行者専用道路)で、
「雨上がりの午後なんかにそっと耳をすませてみると、
今でもときどき棺を運んでゆく男たちの足音が、
ザクッザクッザクッって聞こえてくるんだそうだぜ」
「きゃ!やめて、いじわる」
っていうご夫婦のやりとりが微笑ましい。

ビアトリクス・ポターの生涯を3つの時期に分けてあった。

1、青春時代は、自分探しの時代
1866年にロンドンの裕福な家庭に育ったビアトリクス。
子供部屋で小動物の絵を描く。
避暑に出かけたスコットランドで自然に親しむ。
16歳ではじめて湖水地方に行く。
ここで後にナショナル・トラストの創始者の一人、ローンズリー牧師と出会う。

2、壮年時代は自己表現の時代
24歳でカード用と本の挿絵を採用される。
36歳「ピーターラビットのおはなし」出版。
39歳婚約者が急死(リンパ性白血病だった)。
婚約者の死後3ヶ月後にヒルトップ農場を購入。
近隣の農場も買って、大農場主に。
47歳で弁護士のウィリアム・ヒーリスと結婚。
ハードウィック種という羊の飼育を復活させる。

3、老年時代は、社会貢献の時代
ナショナルトラスト運動に賛同。湖水地方の地域保存に協力。
遺言でほとんどの財産をナショナルトラストに遺す。
(東京都全域より大きな土地)
ガールスカウトの活動にも協力。湖水地方の伝統ダンスを保存する運動を展開。

享年七十七歳。遺言により、遺骨はニア・ソーリー村のどこかに散骨された。

Walking England お散歩PHOTOギャラリー

Lake District 湖水地方旅行写真集
http://www7.plala.or.jp/walk_in_UK/walk/lake/lake_top.htm

新井満HP「マンダーランド通信」
http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/


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3 コメント

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ピーターラビット (たむ)
2006-02-09 21:33:26
学校の、英語の授業で習ったよ。

ビアトリクス・ポターさんのこと^^



長島リゾートのキャラクタが、ピーターラビットなんよね。

なばなの里に行くと、着ぐるみピーターに会えます♪
返信する
おおっ! (うおこ♪)
2006-02-09 23:32:49
英語の授業で湖水地方の話…良いなぁ>いずこちゃ



http://www.nagashima-onsen.co.jp/

思わずぐぐってみました。

ピーター以外のキャラもいるんかな?

子猫とかアヒルとかネズミとか。

意外なところで活躍してるんだねぇ。

貴重な情報ありがとん~。
返信する
追記(≧∇≦) (うおこ♪)
2006-02-09 23:36:34
サイトみてきたら、他のキャラも着ぐるみになってた。

グッズも販売しているようで。

いいなぁ。近かったら速攻行くんだけどね。



ピーターラビット・オフィシャルHP↓

http://www.peterrabbit.com/jp/
返信する

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