うおぬま進学塾

魚沼の進学塾、パソコン教室

暁の宅急便(Thirty six years ago !)

2009年05月05日 00時49分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

Thirty six years ago. ある日の出来事である。”キー。ドスン”…… これで2回目である。バイクの接触である。ここは、神奈川県葉山町堀口、今、ちょうどかの有名な詩人堀口大学のポストに朝刊を投げ入れたところである。少年Mは、横浜市内の大学・工学部に通う、新聞奨学生(朝刊、夕刊、集金をこなし学費、生活費を稼ぐ大学生)である。

 ぎこちない足取りで、朝刊250部を配り終えると、専売所にて、朝食である。先輩のSは同じ大学に通う、福島出身の電気科学生である。さらに先輩のHは、市内公立大学に通う英語教員志望で愛媛出身、吉行淳之助かぶれの癖のある男である。

 アパートに戻り、いつものノンポリ学生Mとともに通学する。バスと電車に揺られながら、1時間半ほどで、大学の実験棟に到着する。今日は、無機半微量分析、有機化学、無機化学とつづく、一般教養の心理学現代文坂口安吾)は、心地よい眠りの場である。

つづく

秋風や つわものどもが 爪のあとDscf0408_2

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