忙しくなってバタバタしているところへ、なんと「ジョニー」がひょっこりやって来た。
ここ数年はいつもサプライズで予告なしに来てくれるのだが、それでもちょっとビックリした。
だが来るなり荷物を置いて、近くの銭湯をおしえてくれという。
なんだかよくわからないが、ならば「大黒湯」がいいんじゃないかとすすめるとサッサと行ってしまった。
以前は千住に住んでいた「ジョニー」だが、銭湯に行くのは初めてなんだそうな。
連休の土曜日のんびり男湯につかっていた人たちは、背やら何やらが大きい外国人がいきなりやって来てビックリしたことだろう。
オヤジやチームモグランポの野郎どもの経験上、たいていの日本人の男は劣等感に打ちひしがれてスゴスゴと浴室を後にする。
その夜「大黒湯」に入っていた男性には同情するし、のちのちまで語り草になるに違いない。
1時間ほどして戻って来た湯上がりの「ジョニー」を交えて再会を祝し、寄る年波で疑い深くなっているジジイは何か陰謀が行われているんじゃないかと、カウンターに横並びの「ちち」と「ユイちゃん」、「投げちゃん」に探りを入れるが、どうもそうではないらしい。
これで「ヒカル」ママと「マゴ」たちが現れたら、ジジイの涙腺はあっけなく決壊してしまうところであった・・・。
いやまて「ジョニー」、今夜はどうするのだ❓
どこへ泊まるのだと問うと、以前住んでいたマンションで寝袋で寝ようかなと思ったという。
マンションは人に貸す予定でリフオームに入っていて、寝具もなけりゃカーテンもないフローリングだけらしい。
そんな床に寝袋なんて侘しいことしないで我が家に泊まればいいじゃないか、ということでスコットランド人お泊まり👌
ここのところ我が家はさながら民泊状態、何も知らないご近所さんは「今度は外人だよ(・・?)」といぶかしく思うだろう。
英語を習っている「ユイちゃん」、照れながらも「ジョニー」先生と会話、調子コキの外国人は授業料はお会計でいいよ、などという。
今夜も楽しかった。
「ジョニー」は我が家に来たことはあるが泊まったことはない。
今夜はかあちゃんと小僧と川の字だが、かあちゃんにちょっかい出したら「ヒカル」ちゃんに言うぞといえば、「アンガイママハワタシノコトスキカモシレナイヨ」なんてしゃあしゃあと言う。
だが冗談抜きに、日本での今後の生活設計、娘たちの将来、そういうことをしっかり考えている「ジョニー」先生、贅沢なことは望まずナチュラルに無駄な情報をシャットアウトした時間の余裕を実現したいと語る。
モグランポを20年やってきて、「ジョニー&ヒカル」に出会ってここまで続いているなんて奇跡のようだ。
そしてひょんなことから「バーバーくん」がスコットランドの「ジョニー」家にお世話になったり、マラソンを皆んなで走ったり、
皆んなみんな素敵だ‼
そんなことを考えながら焼酎をすすっていたら、ホロリとしてしまった宵っ張りのジジイであった。
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