この国にはジジイに安く映画を見せてくれるサービスがあるので、もう小僧の手帳のお世話にならなくても、かあちゃん以外の女と偽りの夫婦になって５０割サービスを利用しなくても、堂々とジジイ一人で1,100円で映画が観れるのだ、これぞ「死にや」じゃなくて「シニア」の恩恵。
２８日からずっと誰かにお祝いしてもらっって、その度に飲んで飲まれて朝晩お疲れの有様だったので映画どころじゃなかったが、さあ待ちに待った水曜日のお休み。
本日は朝から晩まで映画のハシゴ、うまいことお時間も都合がよく３本ロードショーを観まくれる。
３本観たってたったの３，３００円‼いやあいっぺんジジイになってみるもんだね👍
調べた結果、オヤジ好みの映画を３本続けて観るのに都合のいいのは錦糸町と知り、朝シャワーで眠気を覚ましてパツ金にドライヤーをかけてセットして、いざ錦糸町へ。
ジジイになった証明に免許証を提示するのか、それとも顔パスでいけるか？
なんて思案しながらチケット売り場に立てば、あっ🙄、本日１日映画の日で誰でも１，１００円でやんの‼
なんだ、せっかくジジイの恩恵にあずかろうと思ったのに・・・、まっどっちみち安く映画を観られらのだからいいか。
で、先ずは楽天地で4Kでリマスターされた刑事ドラマの先駆け「野良犬」。
１９４９年のまだ戦後のゴタゴタが渦巻く東京を、若き「三船敏郎」演じる新米刑事「村上」が走る走る、今観てもまっったく色あせない緊張感と迫力、迫真の演技、これぞクロサワ映画の真骨頂👏
むかし名画座で傷だらけで雨ふり状態の写真を観たものだが、映画館の大きなスクリーンで、きれいな画で「野良犬」を観れる日がこようとは、大感激の大傑作を堪能。
お昼を過ぎて次なる映画を観るために楽天地から線路の向こうのTOHOシネマズへ。
本日２作目は奇しくも「野良犬」から１００年後の未来で、デッカードとレプリカントのその後が描かれる「ブレードランナー2049」。
「ブレードランナー」は最初の「リドリー・スコット」版の封切りから名画座に下りてきたもの、TV録画、VHS、DVD、LDと事あるごとに観かえしている生涯のベストテンに入る作品。
その続編だから観ずにいられようか、期待して長丁場の上映時間に耐えられるようにタンクを空に絞りだし劇場内へ。
うーん、う～ん・・・、そういうこと、ね🤔
ネタバレはしないように、以上。
それにしても長かったぁ、お漏らししそうだったぜ、ジジイ泣かせだよＳＦＸは😒
トイレに駆け込み事なきを得て、しばし次の映画まで間があるのでコーヒーブレイク。
そして３本目は「シャーリーズ・セロン」主演のスパイアクション「アトミック・ブロンド」。
これちょっと前にYouTubeで予告編観て、良いね👍と思ったのだ。
お話しの背景は「ブレードランナー」の時代からまたまた過去に戻り、冷戦も終息して東西ドイツの壁が壊されようという１９８９年。
００７の本拠地イギリスのMI 6の凄腕スパイ「ロレーン」を演じる「シャーリーズ・セロン」のズタボロ傷だらけのガチアクションがすごい‼
「プロメテウス」であっさり残念に死んじまう役からは雲泥の差の体当たりアクション、オヤジ評価で恐縮でございますが、今日観た中では「野良犬」の次にめっけもんの映画でありました。
朝１０時から夜９時まで、ジジイ一人で映画を堪能してすご～く喉が渇いちまった。
ビールの2、３杯飲んで帰ろう、かね🙄
