せつ子のつれづれ奮闘記さんから2件転載です。
2012年12月下旬、大異変のニュース
これは、私の直感ですが、神国日本に良き波動が流れ始めているのを感じます。多くの大和の民が目覚めてきたようです。いよいよ神の民としての使命を果たす時が来ました。夜明け前は、すごく暗くなると思いますが、明るい未来が光が見えます。みなさん一緒に最後の御魂磨きに頑張りましょう!^^
下記の内容は、自分なりに解釈してください。
(船井幸雄氏のホームページより)
2012年12月下旬、大異変のニュース
最近、このホームページの多くの読者から、2012年12月21日前後のマヤ暦の終りについてのこと、地球がフォトンベルトに入るらしいこと、またニビルとの接近などについての問い合せが急増しています。
理由は今年のオープンワールドで「ニビルの話し」が池田整治さんや五井野正さんから出たこと(これにつきましては、『ザ・フナイ』12月号に私見を書きました)と、私の知人のエハン・デラヴィさんと中丸薫さんが『次元「超」突破』(2012年10月31日 ヒカルランド刊)という本で、12月21日からの3日間の変化について彼らの意見をはっきりと発表したからのようです。
特にエハンさんと中丸さんは、自信たっぷりに同書にびっくりするような予測を書いています。
私の意見は、「未来のことは分りません。」とはいえ、「多分、エハンさんや中丸さんの書いているようなことは、起きえないと思います」です。池田さん、五井野さんの意見については、可能性がかなりあります。だから、これについては、『ザ・フナイ』に書いたのです。
とはいえ、大天変地異が起きるといっても、われわれは日々を正しく良識に則って生きるしか仕方がないのです。正しく生きましょう。
それらは、9月23日のオープンワールドの「さいご」の「お話=アイサツ」で私が言ったとおりです。
私はスピリチュアルなことに興味を持っています。しかしふつうの人間です。見えないことが見えたり、聴こえないことが聴こえるような特殊な人間でもないし、未来などははっきりとは、分りません。
とはいえ、フシギな能力を持っているという、そんな人がいることは多く知っています。また、人のフシギな能力は、人が神(創造主)の分身である……と思えるだけに否定するわけでもありません。
そういう人のことをスピリチュアルな人(?)と一般にいうので、興味があるのです。
それに知人にスピリチュアルな人が非常に多いので、彼らからの情報も直接に多く、入ってきます。
たとえば前記の本の中で中丸さんとエハンさんは、つぎのようなことを言っています。
これも情報の一つです。
【フォトンベルトに対する中丸氏の見解】
デラヴィ: 読者の皆さんがすごく注目していると思われるテーマに入りたいと思います。そのテーマは、謎のフォトンベルトの話です。 これは本当にフォトンベルトなのかどうか。まず、中丸先生の見解を聞かせていただきたいと思います。どう思いますか。 中丸: 最初にマヤのカレンダーが、日本時間でいうと2012年の12月22日で終わりということで、インスピレーションとしてはそこから新しい文明が始まるのだなという感じです。 フォトンベルトでヌルというところを通るときに電磁波がすごく強いのです。この3次元の地球は、今強欲の人たちというか、シャドーガバメントというか、「闇の権力」によって地球全体が催眠術にかけられているみたいです。 9月11日のことも、アメリカの自作自演です。それにもかかわらず、ビン・ラディンだとか、アルカイダとか、テロとの戦いとかであれだけ中東をめちゃくちゃにした。 日本の東北のことだって、核爆弾を埋めたと核爆弾をつくった自衛隊員が告白しているわけです。 日本を占領しようとして、空母ロナルド・レーガンが20隻ぐらいの艦船を連れてきて、一気に東京を壊滅させて、日本を再占領しようという企てがあった。が、東京近辺が不発で震度5ぐらいで終わったので、急遽切りかえて、3日目に空母ロナルド・レーガンの軍艦が着いた。「トモダチ作戦」でお手伝いしましょうという切りかえです。それを事もなくほとんどの日本人、世界も信じている。 ところがどういうわけか、15人の人が核爆弾をつくらされて、14人は抹殺されて、1人だけ生き残った自衛隊員が黒い車に追いかけられて毎日大変だからと、日本のキリスト教の牧師のネットワークに逃げ込んだのです。それで、全部告白した。泉パウロという牧師さんがそれを書いています。逃げ込んだ人は助けられて、今ロサンゼルスにいるそうです。 それだけのことがあっても、マスコミが全部「闇の権力」に支配されたりして、一切わからない。それ以上にすごいことが地球上でいろいろ起こっているのだけれども、大衆はわからない。すべてのことが催眠術にかけられたよう。地球そのものがすっぽりと強欲の人たち、物にとらわれた人たちの星になってしまった。 その3次元の不良の星がいよいよ5次元に入っていく。ある意味ではみそぎのときです。ですから、このときに強欲、物とか権力とかが大切な列車に乗っていく人と、「いや、そうではなくて心が大切なんです」とスピリチュアルの面に価値を置いた人たちが別の列車に乗る。2つの列車が分岐点に来て、分かれていくところです。 読者は「どっちに乗りますか」ということが今問われていると思うのです。ですから、「太陽の会」で心の浄化をしましょう。心身の浄化をしていこうというのは、スピリチュアルのほうの列車に乗った人は、5次元に上がっていってからも続けて心身の浄化をすることによって、強烈ないいエネルギーが出て、宇宙から人々の脳幹を通して全身に伝わって、細胞レベルまで変えられる。 これは地球始まって以来のときです。そのときにあたって、この強欲の人たちだって、バタッと一夜にして変わるというわけではない。その人たちがあの世に帰ったら、もう地球に帰ってこられない。そうやって淘汰されていく。2013年以降も、「強欲の列車に乗っていきますか」それとも「スピリチュアルな列車に乗っていきますか」と、二極化が続いていくと思うのです。 そういう大きな分かれ道に立って、この地球がいよいよ優良の星になっていく。自然界の中で強欲で、自分たち自身の身を滅ぼし、地球を傷つけているこの星の人たちがいよいよ神の意識に近い星に一段格上げされていくときです。この3次元の世界より神の世界に一段と格上げされた5次元の世界に、肉体を持ったままで入っていくというすごいチャンスのときです。魂は永遠なのですから、心の浄化をできるだけしていくことは、だれのためでもない。これをお読みになっている皆さん一人一人が本当に自分を愛することができたら、きょうからでもそこから始めて、一緒にこの5次元の中に入っていくときだと思います。 デラヴィ: それが全部フォトンベルトの影響だととらえてもいいかもしれません。フォトンベルトの意義は、ただもとの説のプレアデス星団に関係するものだけではなく、今おっしゃったすべての変化のレベル、3次元レベル、5次元レベル、魂の浄化が含まれているのではないかと思います。 【とてつもない大きなエネルギーが現実に感知されている!!】 デラヴィ: 私もフォトンベルトについていろいろ語ったことがあるのですが、実際、ことしに入ってからすごい情報に出会いました。 その情報は、NASAの新しい探査機IBEXの話です。IBEXはInterstellar Boundary Explorer、直訳では民間境界探査機です。 IBEXは、今、私たちの太陽圏を出るところです。太陽圏と宇宙とのゾーンを通過しようとしています。このゾーンである私たちの太陽圏の最先端の部分において、何かにたとえれば飛行機のてっぺん、太陽圏の一番先の部分で外部の宇宙空間に接している部分から、データをこちらに送り込んでいる最中です。 そして、これを受けている科学者たちは、結構みんな驚いているそうです。なぜならば、とてつもない大きなエネルギーが感知されているからです。放射能も含めて、あるはずのないとても強いエネルギーが私たちの太陽系の先端にあるということです。 つまり、今私たちが通過している宇宙のゾーンでは、確実に科学的に普通と違う高いエネルギーに直接的に触れ始めている。それが今度は全太陽系に伝わってくるので、全太陽系が影響を受けます。地球だけではないのです。 もともとのフォトンベルトの話、私はよく神話、比喩と言ったのですが、この5次元にシフトするたとえ話は、この太陽系が全体的にシリウスに近づいていくという話だったのです。つまり、8.23光年ではなく、2~3光年まで近づいていく。一気にシフトさせられるというのは、天文学的に言うと笑われる話です。 しかし、今の流れを私たちは体験しているわけでしょう。2012年になって、それこそ普通ではない地球になっていることは、わかる人はわかるのですが、ここが問題なのです。「それをメディアは教えてくれない」とか、「ちゃんとした科学的なリポートはない」とか。いや、実はあるのです。今のリポートは完全な3次元科学から来ているリポートで、サイエンティストは、「これはちょっとわかりづらい」と言うのです。 次々とそういうリポートが入ってくる。関連性がわからなければ、それが私たち一人一人の問題です。 10年前に書いたフォトンベルトの話は、今振り返ってみると、こうしたことの前兆だったのではないかと思います。(転載ここまで) 以上だけでなく、お2人はもっと具体的にヌルゾーンに地球が入る3日間は光は一切届かず、気温は下り……など、怖ろしい(?)ことを書いています。 そしてそれを彼らは信じているようにも見えるのです。ともに私と親しい人でまじめな人です。詳しく知りたい方は、同書をご覧ください。もちろん、未来のことは私のような凡人には分らないのですが、いまはこのような本が世の中に出てくる時代です。本も上手に読みましょう。 それよりも12月下旬から来年2月14日にかけて地球にもっとも近づくという太陽系第10惑星のニビルのことが私には気になります。 いま、NASAは南極に特殊天文台をつくり、すでに観察中のようですが、この星により、地球や人類に大天変地異の起こる可能性はあります。 詳しくは、『ザ・フナイ』12月号と12月6日(木)の「船井メールクラブ」での私の発信文をぜひお読みください。 以上、とりいそぎ私見まで。 ともかく気をつけ、できる準備はしておいて日々を正しく生きましょう。 =以上= |
人間向上の秘訣
人間向上の秘訣の著書より
●霊的な世界に興味を持つことの危うさ 霊能力、超(常)能力、潜在能力開発、霊媒(チャネリング)、振り子占い(フーチ)、自動 書記、瞑想、内観、各種のパワー療法、ヒーリング、ニューエイジ・グッズ等々、まさに今、 精神世界は「百花繚乱」の観があります。そして、一昔前であれば問題にされなかったで あろう人たちがテレビに出演し、または雑誌の表紙を飾り、大きな組織を作っていく現代 です。もしあなたが、今ここに挙げたような事柄に興味を持っているとしたら、多かれ少 なかれ注意していただきたいのです。 さて、どのような人たちが霊的なことに関心を持つようになるのでしょうか。一言で申し 上げれば、邪神界や魔界の霊たちの餌食になってしまった人たち、つまり彼らに見込 まれて憑依されてしまった人たちが、霊的な現象にあこがれるようになるのです。 そして、霊的なことに関心を持っているから「魔」に入られるのではなく、すでにやられ てしまっているからそのようなことに目が行き、心が向くようになるのです。 このような世の中になってきますと、「我こそが救世主なり」等といいだす人が、次から 次へと出てくるものです。しかしながら、このような言葉こそがおそれ多くも、ちゃっかり 正神になりすました偽神(邪神、魔)たちの常套文句なのです。 ●“本当の信念”とは力を抜くことである。力みは魔に通じる ここで、いわゆる「潜在能力開発」「イメージ・コントロール」「自己啓発」について、少し お話しします。 このような書籍もいろいろ出ているようですが、これは、超(常)能力、霊能力ブーム と並んで、「魔界」が人間世界に送り込んだ「教え」なのです。しかしこれもまことしやか
に作られていますので、普通は、どこが誤りなのか気づくことはできないでしょう。あの ような勉強をしますと、必ず信念ということを教わります。強い信念を持ち続けなさい。 しかし、本当の信念とは力を抜くことなのです。人間は、力みを捨てて、すべてを神様 にお任せしなくてはならないのに、人間の力で何とかしようと教えるわけですから、ます ます力が入って、神様から遠く離れてしまうのです。 そして目標を立てて、信念を持ってイメージすれば、それらはすべて「念」「自我」 「呪い」「業」ですから、そのようなことをやっている人のところへは「類は友を呼ぶ」の 法則によって、「待ってました」とばかりに「魔」が入ってくるのです。そして「魔」が入っ てくれば、もしかしたらその力で願いごとが一時的に叶うかもしれないけれども、決し てその人は幸せにはなれないし、霊的に取り返しのつかないことになってしまうのです。 ●毎日をよりよく生きるための三つの指針 大体目標というものは、私たちの数ある過去世のすべてをお見通しである守護霊 様が立てた上で私たちを昼夜導いて下さっているのであって、明日のことさえわからな い私たち肉体人間が勝手に立ててはいけないのです。立ててもその通りにはなりません。 ひたすら日々の生活をまっとうし、自分の向上を心掛けていく――これが、人間の務 めなのです。明日がある、という思い上がりがあるから先々の目標を立てるのであって 、毎日、“一日一生”と思って生きていれば、そんなものは要らないのです。 そして諸々の力みを捨てる代わりに、私たちが今しなくてはならないことは、次の三 つです。 (1)すべてをありのままに受け止めて、世の中に、悪いことというものが存在しない ことを理 解する――全肯定。 (2)すべてのことが良いことだということがわかれば、すべてに感謝できる―全感謝。 (3)すべてに感謝できるようになれば、それはすでにすべてを天に任せた心境―全托。 ★ 関連してこちらもどうぞ → 人間は皆、かみかかっているぞ |
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● 人間は皆、かみかかっているぞ 2007年10月15日(月) |
本日は『ひふみ神示(日月神示)下巻』(岡本天明・筆/コスモ・テン・パブリケーション)の「白銀(しろがね)の巻」と「黒鉄(くろがね)の巻」から抜粋してご紹介します。
人間は皆、かみかかっているのであるぞ。かみかかっていないもの一人もおらんのじゃ。…(中略)…霊人は人間の心の中に住んでいるのであるぞ。心を肉体として住んでいるのじゃ。その中に住んでいるのじゃ。(白銀の巻・第6帖) 人間の言うかみかかりとは幽界のカミかかりじゃ。ろくなことないのじゃ。かみかかりにも、かみかかりと判らんかみかかり結構じゃなあ。(白銀の巻・第6帖) 神は人間の想念のなかに入っているのじゃ。想念が一致するから神の想念が人間に伝わるのぞ。人間の言葉となって人間に現れる。言葉は神であるが、人間でもあるぞ。自分が自分に語るのであるぞ。この道理よく心得なされよ。(黒鉄の巻・第27帖) 人間は肉体をもっている間でも、その霊は霊の国に住んでおり、霊の霊は、霊の霊の世界に住んでいるのであるぞ。この道理よくわきまえよ。(黒鉄の巻・第33帖) この項につきましては当サイトにアップしております『死後の世界と魂の成長』(ジョージ・W・ミーク著/宗教心理出版)が参考になると思いますので、以下に引用しておきます。神示と特に関係の深い最後の部分を赤い文字にして強調しました。 憑依(ひょうい)――悪魔や霊が人間にのりうつったり、外部からその人間に働きかけて、一定の行為をさせること。 霊の支配――何ものかに支配されている状態(たとえば、自分以外の人間、悪魔、情熱、観念など)。ある人間のふだんの人格が他の人格と取り替えられた状態。 人間の心や魂は、何らかの原因で死を迎えたとき、ごく自然になめらかにその肉体から離れますので、その人自身も何が起こったのか全く気づかない、という場合がよくあるのです。死んだとき、多くの人びと(とくに霊的な事柄について知識のない人)は、自分が別な存在の次元に移ったということに全く気がつかないのです。 彼らは実際は、ある一つの領域にいるのです。今日ではその領域をアストラル界と呼んでいます。この領域は、さらにいくつかの層(レベル)に分かれています。私たちは肉体を脱ぎ捨てたあと、たいていは3日以内ぐらいで、「自分はアストラル界の中の一つの層にいる」ということに気がつきます。この場合、アストラル界の中のどの高さの層に住むようになるかは、地上で生活していたとき、その人間がどういう行為をしたかによって決まります。 何層にも分かれたアストラル界の最下層は、この地上の世界に浸透していて、私たちの住んでいる世界と重なり合っています。私たちは、私たちの感覚器官でとらえられたこの世界が、いかにも堅固で、物体が充ち満ちているように思っていますが、それは私たちの感覚器官の能力が不完全なためにそう思われるだけだということを、現代の科学は示しました。私たちの肉体も99.99999パーセント以上は何もない空間であることがわかっています。ですから、肉体を離れた霊が私たちと同じ空間に住んでいられるはずがないという考え方を捨ててみてください。生きている1人の人間の肉体に、何人もの死んだ人間の霊が入り込むことだってできるのです。 新約聖書には、ある1人の男にとりついたたくさんの「悪霊たち」を、イエスがその男の肉体から追い出して、豚の群れに乗り移らせたという有名な話(マルコによる福音書)があります。 ――『死後の世界と魂の成長』(ジョージ・W・ミーク著/宗教心理出版) たとえいかなる現在も、その現在を祝福せねばならん。喜びせねばならん。(黒鉄の巻・第1帖) 一切に向かって涙せよ。ざんげせよ。一切を受け入れ、一切を感謝せよ。一切が自分であるぞ。一切が喜びであるぞ。(黒鉄の巻・第2帖)) 「1回だけの人生だから、できるだけ楽しまなくちゃ損」という考えの人には理解できない内容かも知れません。しかしながら、人生の目的が「自らの魂を磨くこと(身魂磨き)」であることを自覚するならば、自分に降りかかるあらゆる出来事はすべて神様が与えてくださった大切な教材ということですから、感謝し、祝福する必要があるということです。 「いまは苦しいけど、これを乗り越えればいつかは幸せになるだろうから我慢しよう」という考え方は必ずしも正しくないということを述べています。苦しく感じられるような状況であっても、その“いま”がすべてなのです。“いまの状態”に感謝できなければ、これから訪れる“未来”も、常に“いま”の連続でしかないからです。いま自分の周りで起こっているすべての出来事に感謝できるようになることが、大切な身魂磨きだということです。 他のために苦労することは喜びであるぞ。全体のために働くことは喜びぞ。光の生命ぞ。誰でも重荷負わせてあるのじゃ。重荷あるからこそ、風にも倒れんのざ。この道理、涙で笑って汗で喜べよ。それとも重荷外してほしいのか。早く花が見たく、実がほしいからあせるのじゃ。人間の近慾と申すもの。神の大道に生きて実りの秋(とき)待てよ。まいた種じゃ。必ず実る。誰も横取りはせんぞ。万倍になってそなたにかえると申してあろう。(黒鉄の巻・第3帖) 「他のために苦労する」とは利他の行為です。「我善し(自己中心主義)」の対極にある行為で、同じことが仏教や新約聖書、「大本神諭」などでも述べられています。まさに「身魂磨き」の真髄ともいうべき内容です。「他」とは、自分の親兄弟や愛する恋人も含まれますが、もっとも大切なのは不特定多数である「全体」に奉仕することです。 西洋化される前の日本人は「世の中のために」という価値観を大切にしていました。戦後教育の中で、「個人主義」「権利主義」を植え込まれた日本人がつくり出した今日の殺伐とした社会が、古き良き時代といかに様変わりしたかをご覧になれば、自分本位の生き方が間違いであることがよくわかります。 「蒔いた種は万倍になって返る」ということも、新約聖書やシルバー・バーチの霊言などで共通して述べられていることです。種を蒔く時の苦労(昔の田植え作業などを想像してみてください)も、刈り入れの時の喜びとなって結実するのです。当サイトでたびたび解説してきました「カルマの法則」をわかりやすく述べています。 気づいたことから早う改めてくだされよ。トコトンまで行って神がさすのでは人間の面目ないから。人間同士でよく致しくだされよ。ただ有り難いだけではならん。仕事せねばならん。努力せねばならん。じっとしては進めん道理じゃ。(黒鉄の巻・第6帖) 感謝の気持ちや言葉を表すだけでなく、行動に移して努力しなければ前には進めないということです。身魂は磨けないのです。「ありがとうという言葉を何万回も唱えれば、ひとりでに幸運が舞い込んでくる」といった教えは、一歩間違うと人を堕落させるだけの結果に終わる危険性があります。やはり、常に向上心を持って目の前の課題に挑戦することが大切なのです。 悪の大将は奥に隠れてござるのぞ。一の大将と二の大将とが大喧嘩すると見せかけて、世界をワヤにする仕組み、もう九分通りできているのじゃ。(黒鉄の巻・第14帖) 「悪の大将」とは「ユダヤの最高賢哲」と言われる存在のことを指していると思われます。最近では、「イルミナティ」という得体の知れない存在を隠れ蓑に使っていますが、それも計算済みのことなのでしょう。九分通りできあがった「世界支配層」の仕組みは、もはや人間の力ではどうすることもできません。 「一の大将と二の大将が大喧嘩するように見せる」手口は、まさに「分割して統治せよ」そのものです。国家間はもちろん、世界中のあらゆる国や組織の中に「一の大将と二の大将」が計画的に作られています。例えば、かつての「アメリカ対ソ連」がそうですし、アメリカ国内では「共和党対民主党」、日本でもいま二大政党制の確立が巧妙に仕上げの段階に入りつつあります。 そのような対立構造を作り上げて、世界や国をワヤ(=めちゃくちゃ)にするのが狙いなのなのだと警告しています。 霊眼で見たり霊耳で聞いたりすることは間違い多いぞ。心せよ。(黒鉄の巻・第18帖) 幽界(霊界の低層界)に勢力を張る存在からすれば、現界人を騙すことは簡単なことなのです。歴史上の偉人のように見せかけたり、進化した宇宙人を装ったりして、間違った通信を送って人を惑わすことが多くなると忠告しています。 神は理屈ではない。理(みち)であるぞ。生きた自由自在の、見当とれん絶対であるぞ。ただ求めるより外に道はないぞ。親呼ぶ赤子の声で神を求めよ。神に呼びかけよ。すべてを投げ出せよ。まかせ切れよ。神は喜びの光となって、そなたに現れてくるぞ。理屈の信仰に囚われると邪道。赤子心の理解は第一ぞ。(黒鉄の巻・第26帖) 理屈でなく心の底から神を信じることを「赤子心」と表現しています。まったく同じ内容が新約聖書の中でもイエスの言葉として繰り返し述べられています。幼子が親を信じ切って任せきる気持ち(全託)こそが、この終末の時代には特に大切になってくるのです。 死後の生活知らすことはよいなれど、それのみによって改心せよと迫るのは悪のやり方。奇跡を見せ、病気を治してやるのもよいのじゃが、それのみによって改心を迫ってはならん。それのみで道を説いてはならんぞ。そんなことくらいでマコトの改心ができるならば、人間はとうの昔に改心してござるぞ。今までのような宗教は亡びると申してあろうが。(黒鉄の巻・第30帖) この項は、わが国の仏教をもとにした宗教団体を批判しているものと思われます。そのような宗教は亡びるということです。 何事も咎めるでないぞ。咎める心、天狗ぞ。神の前にへりくだり、へりくだってもなお過ぎるということないのじゃ。人間は、色とりどりそれぞれの考え方を自由に与えてあるのざから、無理に引っ張ったり、教えたりするでないぞ。今あるもの、今生きているものは、たとえ極悪ざと見えても、それは許されているのであるから、あるのであるぞ。他を排すでないぞ。(黒鉄の巻・第31帖) 他人を咎める気持ちを持つことはよくないということです。自分の考えだけが正しいと思って他を排除する気持ちを持つな、と戒めています。要するに「傲慢になるな」「謙虚であれ」ということです。イエスやホワイト・イーグル、シルバー・バーチの教えとも一致しています。私もこれまでの人生体験の中から、「謙虚であるかどうか」が人の魂のレベルを測る有効な指標になることを確信しています。 転載以上
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