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クルシャの天地

カンチャナ ☆☆




しっぽの先より一寸手前までカレーでできてる小うるだよ





今回は東京九段下にあるKANCHANAに行ってきたよ。今回は小うるも特別な体験だったよ。






これがお店の中の様子。表通りから一本入った飲食店の並ぶ筋にある
スリランカカリーのお店がKANCHANA(カンチャナ)





お店の感じはテーブル席がいくつか並んでいる、喫茶店か定食屋さんみたいな
感じ。インドっぽい演出もちょっとはあるけどね。さらりと入って時間を過せる
お店だよね。







小うるが注文したのは「マトンカレー」。
どこへ行っても比較のために小うるはマトンカレーを頼むよ。
ところで、スリランカのカレーって食べたことあるかな?
日本にはあんまり見当たらないと思うな。南インドのカリー
って、基本的にさらりとして米食に合うようになってるんだ
よね。スリランカのカリーも同じで、やっぱりスープ状態。
ただし、北インドの小麦ナンで食べるカリーの三倍くらいの
量で出てくるんだよね。

小うるが食べたマトンカレーは「中辛」だったけど、あまり辛さ
を感じなかったな。辛さは三種類から選べるんだけど、普通の
辛さだとほとんど辛くないみたい。

南インドのカレーで使う「カレーリーフ」っていう葉っぱが入ってる
し、脂はぎりぎりまで落としてあって、出し汁みたいな喉越しでスパイス
がちゃんと効いてる。


さらーりとしてごはんとよく合うので、小うるは「カレーのお茶漬け」
ってあったらむこんな感じだろうなって思うんだよね。実のところ、
ここに来る前に小うるたちは別の店で和食をそこそこ食べてるんだよ。
普通のこってりしたインドカリーならとても重さ的に入らないところ
なんだけど、健康的で脂少なめなカンチャナのカレーなら、お酒呑んだ
後のお茶漬け的感覚でも食べられるんだよね。これってすごいこと。

お酒呑んだ後の〆のおにぎりやお茶漬けや麺類の代りにカレーっていう
選択も可能にしてくれる、希有なカレー。それがカンチャナ。





こちらはココナッツの香りが立つ「野菜カレー」。この日はナスビが入っていたよ。
さらりとしていて、スパイスもやさしいから前に食べた物の重さを薄くして、お腹も
整えてくれる感じのやさしい味。時間かけてゆっくり食べるのがいいかも。






こっちはチキンカレーと付け合わせのたまねぎ。たまねぎといっしょに食べるとまた
爽やかで、すっきりするよ。大山鳥の手羽元が二本入ってたかな。


マトンカレーはスープの中にマトンの切れ肉がごろごろ入ってるんだけど、スープ
状のカレーではやっぱりマトンの癖の強さには敵わないみたいで、このタイプの
カレーの具材としてはベストマッチとはいえないんだよね。野菜やチキンだと問題
ないんだけどね。





そうそう。小うるは今までめぐったカレー屋さんの中で、はじめてねこ好きのお店の
人に出会ったんだ。ここのお店の人はねこを大事にしていて、そばの駐車場に出てくる
猫さんを護ってあげてる人なんだよ。無料の猫新聞ももらって、小うるもじんとしたよ。



他にもスリランカだから紅茶やケーキもメニューにあるみたい。予算はカレーセットで
大体ひとり1000円くらいかな。


うーん。おいしいカレーのおいしさに興味あるひとには物足りない個性なんだよね。
でも美味しいカレーのカレーの幅に興味のあるひとにとってはマストチェックなお店。
この国でスリランカのさらりとしたカレーの魅力を提供してくれるお店だから、これから
も大事にしていきたいよね。玄関の黄色い象さんが目印のカンチャナ。スープカレーな
んてものが流行してたみたいだけど、やっぱり別の南のカレーの王道オリジナルなんじゃ
ないかな。流行と関係なくこれからも続いて欲しいお茶漬けカレー。









KANCHANA(カンチャナ) 総合 ☆☆

2点。








【南インドのお茶漬けカリー】
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