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クルシャの天地

伏せていると地味なマンチカン



猫カフェ「きゃりこ」の猫スタッフ紹介、続いております。

タワーの上で眠っているこの猫。



飼主の手元にある『月刊 きゃりこ』5月号の、猫スタッフ紹介記事に
よると、この子はマンチカンの、りく君です。

マンチカンの特徴は、犬で当てるとダックスフントみたいに足が短い
ことなのです。

それもこうして伏せているとなかなか分かりませんね。
紹介にも「控えめな性格、目立っていない」と書いてあります。

そうか?と飼主は思うのです。



いやいや、それなりに目立ってますよ、ということではありません。
毛色や性格が控えめだから目立っていない、という指摘は違うだろう
と思うのです。

他にもこの店にはマンチカンの子がいます。
短い足で走り回ってる姿もかわいいものですが、りく君が走っていても
まったく目立たない。なぜか?ものすごい特徴があるのに、なぜりく君
は目立たないのか?

それは、彼が足長マンチカンだからです。

滅多にいない足長マンチカン。
いや、それってマンチカンでいいのか。
ただの猫じゃねえか、などいろんな感想があるかと
思いますが、見た目はただの猫です。

そりゃ、目立たないだろうな。





こちらも珍しい猫、サイベリアンのはやて君。

猫の毛は適応した環境によって、層が単一でない場合があります。
たとえば、ロシアンブルーはダブルコートといって、表面の艶のある毛の
下に柔らかい毛の層があって、寒冷地での体温維持に役立っているみたいです。

さて、ロシアよりもっと局地的に寒いシベリアの猫の場合、毛の層は三つある
みたいです。

まさかのトリプルコート。



いつも厚そうです。体脂肪もついつい溜め込んでしまうようです。





その他、個性的な猫さんたちが数多くいますが、飼主がやはり忘れられないのが
地味な足長マンチカンのりく君です。

短足という自分が属する猫種の特徴を否定する個性。
しかし、普通の猫ではない、やはりマンチカンなのです。

この生まれついての個性は、人間が自分の業を猫に移し替えたものに過ぎません。

りく君はそんなこと関係なく、素直でちょっとばかり地味な猫として暮らしています。

足長マンチカンのりく君のことをたまに飼主は想い出します。





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