・ドアの前で、こまねこ気分
食卓の上に上がってカップの中に手を
突っ込み、飲めなくしてしまう。作業
中のファイルがある時を狙ってキーボ
ード上に横たわり、仕事を台なしにす
る、などのありきたりなイタズラを繰
り返すことにウルタもほんのりと空し
さを感じて始めているという。「では
イタズラの方針を変えるのか?」との
質問に、「これからは見守る猫の貫録
というものを身に付けていきたい」と
答えたウルタ。「ウルタは決して負け
ないということを、飼主には毎日思い
知らせてますから、今以上にストレス
をかけようとは思いません。音を上げ
るのが見えてますからね。それよりも
飼主を背中に感じながら、部屋の前で
物見をしていることになぜか充実感を
覚えます」。神社の鳥居前にいる狛犬
のように飼主の部屋の前に居座って自
得しているウルタの姿は、対のいない
こまねことでも呼びたくなる風情だ。
少年の猫から青年の猫へと成長してい
くウルタのひとつの変化の表れなのか
もしれない。
本日もおつきあいありがとうございました。
「不定期うるニュース」、次回またお会いし
ましょう。さようなら。
ここ、通りたいの?

突破すると怒ります。君は何を守ってたんでしたっけ?
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