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クルシャの天地

エプロンに顔を埋める猫




近くでこちらの様子を見ながら寝ているクルシャ君。








気付いて、こちらの様子をすぐに見て来ます。


胸周りの毛が伸びたようで、小さな顔の口元を覆っています。










羽扇子みたいになってますね。

ところで、暑いと我々は扇子持ち歩いて扇いだり
小道具のように使うこともある、というか飼主は
よく扇子持ち歩いていたものですけれども、欧州に
住んでいる友人に訊くと、「扇子持ってると女性的だと思われて
偏見に晒されることがある」らしいですな。

あくまでもイメージの問題。
そして、イメージといっても、歴史や習慣や民族や主義思想に
ついての知識がそれなりに整っているならば、偏見に至りにくい
ということも言い添えておきますね。








自分の毛で羽扇子みたいなのを拡げているクルシャ君も知っていた
ほうがいいよ、いろいろと。








ランス君はそういうの、あまり気にしない方ですよね。

飼主は大学の宿舎に居た頃、空気を清浄にしたい場合、
香を焚くことがあったが、無見識な別部屋の学生なんかは
香の気色を感知して「誰か死んだのか?」みたいなことを
呟いてましたね。


葬式関係でしかインセンスを使わないのだ、と決めてかかる
とこういう偏見を自然に口にしてしまうのだ。

そしてそのような習慣しか無い世界しか知らんような器量
だった、ということでもある。







 

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