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クルシャの天地

クルシャ君の飛び込み芸




窓辺のクルシャ君。
陽にあたっています。









ここへきて、飼主はクルシャ君のことで悩んでいます。
彼のために飼主は一番いいことをしてきたのだろうかと思います。










クルシャ君が元気になってきた生後四ヶ月くらいのとき、転がったり潜ったり
するのが大好きなクルシャ君の癖を利用して、飼主はちょっとした芸を仕込み
ました。


バッグを開いて、中におもちゃを入れて、クルシャ君にバッグの中のおもちゃを
取らせる遊びを通じて、飼主はクルシャ君の才能を伸ばそうとしたのです。












その結果、クルシャ君の潜在能力は見事に開花。
今ではバッグに限らず、マットやカーペットの下、それにクッション
の下でもとにかく潜れるところならどこにでも潜るようになりました。










問題は、この才能が何かの役に立っているのか、そもそもそんなことが
できてクルシャ君は幸せになっているのか、ということです。








くるのこと、どうしたいの?










悪かった。だが聞いて欲しい。クルシャ君、飼主は無理に変わった事を
教え込んだわけじゃない。君の可能性をちょっと伸ばして、個性的な
クルシャ君になってもらいたかったのだよ。













聞いてない。













実際、毎日いろんなところに潜り込んでいるクルシャ君ですが、なにせ
モノの下にいるものですから、彼が潜っている様子を写真で撮っても、なんだか
円筒形のふくらみにしか見えないのです。あまり面白くないし、そもそも潜り込む
というならば、潜る様子を動画にでもしてお見せするべきでしょう。

しかし、クルシャ君がいつ、何に潜り込むのか飼主には分かりません。

そこで、最初に戻って、訓練用のバッグにクルシャ君を誘い、潜り込むところを
動画に撮影する事に決定。










バッグに猫が突込むまで




クルシャ君、初歩訓練用のバッグを明らかにみくびっています。

最初はこんなことでもなかなか上手くできずに、何度も繰り返し、やっと成功
したときにはそれは喜んで走り回ったものですが。なんだか偉くなったな。


飼主は、ほらここだよ、とバッグの紐で遊んでいるクルシャ君の前に訓練バッグ
を開閉させながら、三回もトレーニングに誘います。
そしてやっと飛び込んでくる、そういう動画です。










この動画を撮った後で、飼主は思いました。やはりこれでいいのだ、と。

トレーニングに誘っているのに、一瞥くれるだけですぐに目の前の紐にじゃれ
だすクルシャ君の様子が忘れられません。


彼は、成長したのです。もう昔のクルシャ君じゃない。

何で遊び、どこへ潜るかは飼主ではなく、クルシャ君が自分で決めるのです。








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