もはや夏。
厳冬期であっても年間を通して我々が恐れている季節がやってきます。
クルシャ君にも試練の日々がやってきます。
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3月くらいまでは、日中の陽射しに体をさらして気持ちよくなっていた
クルシャ君ですが、ここへきて陽射しの有り難さも微妙になってきました。
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御覧の通りの日光浴スタイルがこのところのクルシャ君の定番。
全身で陽を受けて目を細めつつ過ごすのではなく、苛烈になってきたサンビーム
を部分的に受けて満足しています。そして体の大半は日影入り。
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やっぱり毛を減らすべきだよ、クルシャ君。
「石橋」の獅子の白い方みたいですよ。
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ブラッシングには抵抗してますが、お風呂には定期的にしかも春より頻度を
上げて入れています。月に三回。
それでも、まだこんな状態。
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ところで、かなり上の写真からずっと思っていたのですが、クルシャ君は日光浴
しているというより、転がって興奮しているように見えますね。
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口元のふくらみからいって、間違いなさそう。
日光が瞳を通ると、光彩の中に、まるで高層大気から眺めた熱帯雨林地域の地図みたいな
陰影が現れます。この密林のどこかに、謎の神殿が隠れているのでありましょう。
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瞳の中の地図を手に入れる前に、あらゆる探求者は白獅子の毛だらけの手によって
たたき落とされるのです。
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