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クルシャの天地

北斎の金魚、解体される



こちらは、前回の記事でクルシャ君が拉致していったミミズク。

後に回収して戻しておきましたが、翌日は被害を被らなかった
ようです。









なんだ、クルシャ君もそんなにやんちゃじゃないんだな。

子猫の時はイタズラして飼主が困るのを見て笑ってる
ような悪童だったのに、すこしは丸くなったんだろうか。








ウルタ君も見守っている展示台に、ミミズクのお友達を増やして
みました。クルシャ君も手を出さないみたいだし、いいよねこの際。










洒脱でデザインが素晴らしいこの形、まさに北斎そのものの金魚。


なんだか嬉しそうに花持って、帯に見立ててある鰭を垂らして
人ならば脚になるだろう鰭を上げ、大いに盛り上がってる姿です。

朴訥な江戸庶民が、許されてたまにはしゃいでる感じとか伝わってきて
いじらくさえある北斎特有の表現ですよね。










花の方から撮影し、








ちょっと回してみて








口開けてるのもかわいらしいので、写真にしておいてよかった。

なぜなら、この記録が最後で、北斎の金魚と見えることは二度と
無かったからです。

飼主が風呂から戻ってきたら、部品が散らばってました。

しかも、部品もさらに分解されていて、それはもう凄惨な修羅場で
ございましたよ。



クルシャ君、こういうのが嫌いなのかな。




ウルタールのうる: 巻二十八 (うるたやBOOKS)
東寺 真生
うるたや

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