それで猫の幽霊とも遊んでたわけですか。
何でもいいのか?節操のないやつめ。
今年の夏最後の怪談でございます。
休み中、飼主はウルタ君を連れて以前室内で猫を
飼っていた家に世話になりに行きました。広い家
で、猫が死んでから数年経ちます。
ウルタ君は広い家に初日は馴染まず、緊張して何を
見てもしゃーしゃー云ってました。翌日からやや大
人しくなって、その日の深夜、遠くの廊下でウルタ
君が走り回る音がする。ジャンプしてバタンと倒れ
そのまま床を爪で空足掻きする音もする。何かに驚
いて泡食ったときの暴れ方です。
虫と遊んでるのか?
飼主は心配になってウルタ君の暴れている廊下に向か
います。怪我はしていないと思うが、へんな寄生虫入り
の虫か何かを捕まえて食べてたら、あとで困る。
ウルタ君は廊下で片方の前脚を上げて、パンチする姿勢
をとっています。彼の方に虫が向かって来ているとも思
えない。飼主には何も見えないのですが、ウルタ君は何
かを相手にしてじゃれたり、驚いたりしています。
翌朝
廊下からその奥にある和室にかけての領域は、以前の飼い猫
がよく遊んでいた場所で、すぐ近くには彼女のつめとぎ跡も
消えていない壁があるとのことでした。ひとり遊びしている
ウルタ君の後を、その後追ってみると、亡くなった猫の遺骨
近くのソファーに上がって、何かを報せるように飼主に振り
向きました。そのソファーこそ
亡猫がよく外を見ていたお気に入り
だったそうな。
きゃふきゃふ
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