へい いらっしゃい。
昨日、要らない本を捨てようとして古本価格を調べたら
長年眠っていた本にべらぼうな値段がついているのに
あきれた飼主は、店番をウルタ君にまかせて、amazon.co.jpで
書肆「うるたや」を開業したのでした。
お客さん 買いに来たの?それとも売り物なの?
客 いやまずお品を見せてくださいな。おやおや、本当にめずらしいものを
扱ってなさるね。この本はまずどこでも見かけないよ。
「うるたや」自慢の出品だよ。あのエラノスの講師たちでさえ敬遠してたお人の本だからね。
客 状態もいいけど、まあ欲しい人なんかいるのかね。出版当時から希少本だったから手に入れる
のもたいへんだったろうね。
はっきりいって、コレクションのみせびらかしだよ。希少本の仕入れには、へんなのを雇ってるから苦労しないよ。
客 じゃあ、持ってきたのを値踏みしてもらおうかな。どうだい、こいつなんだけど。
「開化東京膝栗毛」? なにこれ。こんなの買ったら「うるたや」が潰れますよ。
客 悪いが、売る気はないんだ。すまないね。
ふーん よのなかにはすごい本がいっぱいあるなあ
冷やかしの客が出ていった後、放心して店番を続けるウルタ君なのでした。
【『リング』でもって福来の本が少しは高くなったかと調べたら、明治の本なのに大して高くなってないのに逆に驚きましたよ】
クリック
このブログは上の二つのランキングに参加しています
コメント一覧
飼主
yuyu
ロコ
ねこばか
最新の画像もっと見る
最近の「うる劇場」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事