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おかしいでしょう。なんだこのレベル。
政治的な安定の方が国際的に求められているらしいから
言うところの、「地政学的リスク」はあまり問題にされて
いないのかもしれませんが、あまりな円安はちょっと不安
になります。
政治的安定というのは、自民党の総裁選のことです。改革
路線が継続されるのか、あるいは反動的な勢力が政権を導い
て、米国の要求の下この5年間で改革してきたことをわやにする
のか、様子見で円安ってことですね。
地政学的リスクというのは「極東で戦争が起こるかもしれん」と
いうことです。危険度が0でなくなったとなれば、必要以上に値幅が動き過ぎ
るのがマーケットの癖というものです。狼狽しやすい人たちの恐怖心がマーケ
ットの原動力だというのは一面を衝いた真理であります。すわミサイルとなれ
ばそのインパクトだけで円がやたら売られる。
この二つが円売りの理由で、後は金利の上昇に勢いがないんじゃな
いか?とかいう疑念もあるらしい。こうした理由というのは、殆ど
が後付けの理由だったりします。わざわざそれらしくピックアップ
した私もアレなんですが、要するに
8月以降円高にしたいから、今は逆に張っとく
張っときたい、らしいのです。では、飼主としてはどうすべきかと
いうと、7月中のいちばん高いところでクロス円を売っとく戦略に賭け
るのが順当だと判断する、わけです。とりあえず、ユーロ円が今月中に
高いところを見つけて売ります。
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