見出し画像

クルシャの天地

チキンとおでん




京都市内というのは案外こぢんまりとしているので、歩く覚悟を
していれば大抵の所へは日中に行けてしまいます。
そうやってよく歩くのも、歩いて用が足せる都市を先人が構想して
実現したに違いないと実感できるからかもしれませんよね。
それなりに狭くてある程度イベントも頻繁にあるので、とにかく歩く。






そうやって市内のあちこちに出るわけですが、立ち寄るのは同じ店。







同じような時間帯に同じような期待をして、同じ店に行くのです。







すると、以前からするとわずかな違いがあって、その違いがまた好感持てたりする。








同じ店に寄るわけですから、注文するのも同じ料理なんであります。








なぜ違う料理を選ぶ必要があるのか。最高の物を同じように出してくれる
というのに。












夜になって歩くのにも疲れた頃、また別にあるいつもの店に寄るわけです。









そこは誰でもたどり着ける場所にあるというのに、まるで隔絶され、
もしくは何重にも守られた奥処にあって、呪文でも唱えないと扉が
開かないようなマヨイガ()にある店に入ったような気分にもなれたり
するところ。







今年の初め頃、思い立ったものの、行くのを大いに戸惑った経験がありますね。








外歩きを楽しんだ後、暗い道の奥に辿り着いてやや夜寒だったのに薄着
で小雨にも降られていたので、温かいおでんにありつけて有難かったことよ。
このように、狭い市内なりに異処迷処楽処をこぢんまり愉しめてしまうので
ありました。











水のソーテール8: 蛇女エデムとナイフ頭のタウィスカロン (うるたやBOOKS)
クリエーター情報なし
うるたや



にほんブログ村 猫ブログ ラガマフィンへにほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「取材報告」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事