高域のローカット・コンデンサを変更したことにより、中域と低域のクロスに違和感が生まれてきました。
それはシンバルに置いてスティックで叩いた瞬間の芯が甘く、シンバルの震える音は比較的鮮明になってきて、倍音の伸びは文句無いというカンジ。
スネアに置いてはスティックで叩いた瞬間の皮の張りやフレームの鳴きは鮮明でも、付いてくる弾む音は甘い。
バスドラに至っては独特の空間を圧するカンジがでない。ALTEC 816Bのフロントロード・バスレフという構造上仕方ないのかと思っていましたが・・・。
ボーカルではテレサ・テンで顕著でして、最低域でボワつくんです。
ここで思い出したのがスピーカーのインシュレーター。
1㎜厚の極薄コルクシートをスピーカースタンドとの間に挿んでいたんですが、それを撤去!
そしたらば低音に芯が出てきました~。これが全域に効いてくるのが恐ろしさですね・・・。
低音が出なくて四苦八苦していた・・・イヤ、ALTECに踊らされてここまで来て、やっとコルクシートを外せるところまでセッティングを詰めれたのかな~~っと感慨深いです。
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此れからが実に楽しみです。
某所にパワーアンプが余ってる様なので、
次はチャンデバ化等如何ですか?
僕はやっぱりWE直系のALTECのアドバンテージを活かしてシンプルにネットワークで逝こうと思っています。
・・・某所にオシロスコープとか余ってませんかねw?先月号でしたか?MJに載ってたバッテリー駆動のパワーアンプ、僕好みの部品選定とパッシブプリを追加して作ってみたいな~っと、思ったりしています。
勿論配線パターンの変更も不可。
色々作ってHPにアップされている方も多いので参考にしてみると良いでしょう。
生半可な知識と技術力では変更すら不可能なアンプです。
回路図どおり配線して組み上げる事は出来るんですが、最終調整が難関なんでしょうか。
しかし、某所にオシロが余ってないようですと当ては無く、計画は頓挫しました。
ttp://www.keisokuki-land.co.jp/resale/index.php?main_page=product_info&cPath=7_65&products_id=7871
金田式ってのは作ると分かるのですが、絶妙なバランスで組んであるんです。
何処か指定部品以外を使えば時定数設定が狂いますので最悪発振します。
更に部品の固有音が顕著に出る単純な真空管アンプ同様で部品選択と管理が要。
先ず指定部品で組み各部の電圧&電流を定数を変えつつ規定値に調整する。
その後にf特等の計測を行い位相補正値の確認。
アンプですがmogami#2497の様な性格ですよ。
味付けを変えるならばドライバーやツイーターのレベルや方向、スピーカーの配置や設置を調整した方が得策ですよ。
金田式は非常に特別な設計なんですね。回路をシンプルにする事に注力されているようで、その意味で今回のバッテリーアンプには共感します。
素人感覚ですがw。
あらゆる改善を施した結果セッティングが詰めきらなかった時にはCROWN D150AⅡの改造も考えていました。
そうなりましたら、おススメのオシロを検討させていただこうと思います。