ゴールデンウィークの連休で仕上げてしまおうと思っています。
この度、製作している金田式ターンテーブルは基本的に最新型のNo.214です。
しかし、No.214はSP-10とSP⊶10MkⅡ用です。そこで、一部の回路定数をNo.198を参考にしています。
回路の他にも、ターンテーブルに制御アンプとフォノイコライザーを内蔵する構成も準じています。本機では更にNo.218のプリアンプまで内蔵します。
そして、No.219電流伝送チャンネルディバイダーを内蔵した4chパワーアンプを製作し、ALTEC A5モドキを鳴らしたいと思っています。
No.214金田式ターンテーブル制御アンプの話に戻ります。
見てお分かりのように、部品は正規の物ではありません。
双信SEは全て双信DMで代用。ニッセイAPSの代替に採用された東信UPZを全面的に使用。スケルトン抵抗はカーボンフィルム抵抗で代用。でも、その他の抵抗器は錫メッキ線を可能な限り短くしたかったので、ほぼ全てニッコームです。
板抵抗の方が一般的なアキシャルリードより若干ではありますが、錫メッキのリード線が短く出来そうなので使ってみましたが・・・。
食わず嫌いだったニッコームの音に惚れました!
試しにヘッドフォンアンプにシリーズに接続して聴いた限りでは、音楽信号の回路に是非使いたい印象です。ニッセイAPSに似た、歪感がほとんど無く、若干ハイ上がりでキレがある印象です。
ニッセイAPSと共に使用することで、リケノーム等のカーボンフィルム抵抗の高域のロールオフを補正してくれるのではないかと期待しています。
パワーアンプにもニッコームを使うことにしました。
その他では、配線には7本撚り線ではなく、耐久性と作業性を重視して5mm銅単線にしました。
どのような音が出るのか?
その前に、ちゃんとターンテーブルが回るかw?
楽しみです!
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UPZは冷たい響きを伴う音色でした。APSの方が自然かも?
我家だとニッコームは響きが付帯されますが、声の帯域描写が秀逸に感じましたね。
若干ハイ上がりに感じるのはカーボン系との違いだと思います。
でも、ニッコームに“響き”有りですか?僕には同時にヒアリングしたタクマンREYやソリストの方が響きを出すように感じたんですよね・・・。
そして、両者より高域がスッと伸びている印象を感じました。
しかし好みの問題もありそうですが、パーツの音はヘッドフォンよりも288+311の方が正確に出しますよね。