ドライバーユニットのターミナルからダイアフラムまでの内部配線を交換しました。
自作の内部配線はダイエイ電線VSF 0.5sqで、圧着端子はカーオーディオ用で売られていた黄銅非メッキのものです。純正は配線も圧着端子も錫メッキなので、気になっていたんです。
カーオーディオ用の圧着端子はM4サイズなので、そのままではブカブカです。
丸棒ヤスリでM3程度の穴を作り、余分な部分をニッパーで切り落としたので、画像のとおり歪な形のY端子になっています。
クリスマスに予定の無いロンリーな僕はwこんな曲↓を聴きながら改善効果を評価します。
しかし、よく考えるとバックカバーをつけて鳴らしたこと自体が少ないので、配線の効果は評価不能ですw。
でも、バックカバーを外した状態よりも開放感は少なくなりますが、荒さも少なくなりました。
バックカバーを外すと、フェーズプラグとホーンを通らない位相の異なる信号が回り込んで悪さをするようで、吸音しにくい低域ほど影響が大きいようです。個人的に1kHzから8kHzにかけて歪むように感じられます。
実はブログ上で公開していない対策を色々と施していました。
24mm厚のシナ合板で後面開放型のエンクロージャーを作って羊毛とグラスウールを詰め、288の純正ネジを利用してマグネットに直付けしていました。これによって、開放感と荒さの低減を両立することがある程度出来ましたが、音量を上げると音が漏れるわけで、音量によってバランスが変わるという問題が起きました。
Nong-Khaiさんの提言する“バックカバー外し”を否定する気持ちは一切ありません。
僕が言いたいのは、チャレンジされる方は“バックカバー外し”には得るものと失うものがあるということを理解して挑戦しないと、好みに合わない場合に僕のような遠回りをする危険性があるということです。好みに合っていないのに“バックカバー外し”を肯定した状態でセッティング変更をしていくことは継ぎ接ぎをするようなことですから、立ち止まって一旦純正状態に戻すことが大事だと思うのです。
僕の場合は結局、内部配線を交換しただけの純正に戻りそうです。
Nong-Khaiさん、ご気分を害されたようでしたら、どうかご容赦下さい。
大変失礼いたしました。
|
此方はダイヤフラム取付け状況と後背部にリアウィンドー等が接近して居る為です。
バックカバー外しは周囲の状況次第ですよ。
反射の著しい環境では難しいですね。
反射を抑えるために色々な対策を施したのですが、歌声のサ行とタ行の不自然さを拭い去ることが出来ませんでした。
僕はこの辺りの感覚が正常な人よりもかなりナーバスなのかも知れませんね。
過渡特性やダイナミックレンジ不足が原因の場合が多いですよ。
後はボイスコイルのセンターずれやホーン鳴き等。
部屋のフラッターエコーでも発生します。
そしてボーカル収録マイク自身の癖の場合も多いですね。
ですので、上記要因は何れも当てはまらないと思います。