約2年ぶり、ALTEC 816Bに515-16Gの装填を完了しました。
昔の記憶では、515-16Gを装填した816Bを持ち上げるのにとても苦労した記憶があるのですが、アッサリ済んでしまいました。
2年の間の仕事で鍛えられたのを実感しまして、音を出した瞬間、想いが駆け巡り・・・目頭が熱くなりますね~~w!
部屋の中での最適な位置への配置は模様替えが必要なので、壁との距離を大きめにとった配置で音出ししました。
515-16Gは、まるで冬眠から覚めた熊の様(想像ですが)に288-16Hに追従出来ていない音でしたが、数時間鳴らした今ではカナリ改善されてきていて、でもまだまだ本調子ではない様子です。ドライバーに追従するレスポンスとへヴィなアタックが出てきません。
ドライバーと違って、ウーハーはエージングに時間が掛かりますね。
ですので、288-16Hと515-16Gの音質差を補正する目的で選んだ、チャンネルフィルターのコンデンサと抵抗の答え合わせは待つ必要がありそうです。
音質差を補正とは、288-16Hと515-16Gのアルニコとフェライトという磁気回路の違いから来ると思われるサウンドキャラクターに対して行ったものです。288-16Kと288-16Hには結構な音質差が有って、恐らく288-16Hは288-16Gにかなり近いのではないかと想像しています。この印象はかなり不確かなものですので悪しからずw。僕が288-16Gを聴いた印象は店先でのものでしかありませんから。
その音質差を、高域側になるコンデンサにイェンツェンスペリオールを使用することでキレを与えてフェライト的な方向に振り、低域側になる抵抗にアルニコ的な音を演出するタクマンREYを使用することで統一感を出そうと考えました。
今のところ、この試みは成功しているように感じるのはエージングがたらない所為が大きいのか、成功しているのか?恐らく、ALTECも僕自身もエージング中なのでハッキリしないんでしょうねw!
それとも、フェライトの音だと思っていた部分はネットワークに使用していた鉄心コイルの音だった、というオチも考えられますね~。
この文章を書いている間にも515-16Gは温まってきていまして、そろそろ火が付きそうな感じです!
やっと新居でのオーディオのスターティンググリットに付いた感です。
じつは既にルームチューンの材料は届いておりまして、邪魔で邪魔で仕方が無かったんですw。年末の連休を利用してセッティングを進めたいと思っています!
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そしてウーハーよりドライバーの方がエージングに果てしない程の時間を要します。
エッジや振動板の硬さが全く異なりますから。
チャンデバ化が施された此れからが楽しみです。
そして、フェライトの勝る部分はキレと厚みですね。288Hは288Kよりも厚みと云うか押し出し感?が少ない分、A5的な構成ではバランスが取れる方向に変化したので嬉しい誤算でした。
でも、音色の整合という問題も生まれました。
ドライバーの方がエージングが大きいのですね~。
リスナーの耳のエージングにも相当時間が掛かりそうですw!