今度はケーブルを交換してしまいました。
交換したケーブルはSONY RK-G138。
僕が多用しているケーブルと似た型番ですが、線形が細い設計の違うケーブルです。
交換したキッカケはクロストークが大きいことに気付いたからです。
右チャンネルだけ音を出して、音を出していない左チャンネルからかなりの音が漏れてます。純正ケーブルの構造上しょうがない事のようです。バランスケーブル1本でアンバランスのステレオ信号を流すのと同じ様なものでしょうか。
ヘッドフォンの美点である“クロストークの少なさ”が活かせていない事に気付いてしまっては、改造するより他に道は残されておりませんw。
さらに以前より気になっていたのは右チャンネルの全体的なパフォーマンスの低さ。
残念ながら僕の耳は左右で完璧に特性が揃っているとは言い難いですし、自作ヘッドフォンアンプも素人の自作だけに怪しいw。っと思い、アレコレ試しましたが、やっぱり片出しケーブルのヘッドフォンはケーブルを継いだ方のチャンネルのパフォーマンスは低いようです。
この事も改造決行の追い風となりました。
改造中に分解したヘッドフォンの吸音材を畜生が噛んでしまったのでw
グラスウールは半分に減量となりました。
改造は自己責任です。一切保障しません。
錐で下穴を開けた後、3㎜のドリルで拡幅。熱収縮チューブを2重で被せて、タイラップで抜け防止処理をします。その抜け防止タイラップをセメダインXGで固定して完成です。
余談ですが、MDR-7506のバッフルはプラスチックとアルミの二重構造です。アルミかプラスチックの一体成型ではないんです。凝ってますね~。
ケーブル交換後、数時間のエージングを経た音は低域がハイスピードになり、中域の曇りが晴れ、高域のキレや伸びが良くなった印象です。
まさにALTEC的な方向に変化して、大成功です!
しかし吸音材が減ってしまったので低音が出過ぎているような・・・。
これを機会に羊毛や粗毛フェルトも試してみましょうか。
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アンプのパスコン配置や一連の取り回しが原因の場合が多いです。
先日CapriceのXLR出力へシオーヤさん同様の新型を繋げ純正出力と比較実験を行いましたが、
チャンネル・セパレーションは全く純正同様で、大きな違いは前後定位の広さと楽器の音色の豊富さでした。
自作アンプでも高精度OP-AMP以上が達成出来るんですよ。
入出力でシールド線を使っているお陰かもしれませんね。
No.204の前後定位の広さと楽器の音色の豊富さは素晴らしいですね!
特にクラシックで歴然です。
ところでHD25とHD800でセパレーションの違いは聴き取れませんか?
HD25はケーブルが鉄線らしいですし、交換してみるのも面白いかも知れませんね。
失礼しました。
音はワイドレンジになり音色も綺麗になりますが、楽器の力強さが減少します。
どうもケーブル込みで音色調整してる模様ですよ。
多分HD 800も同様でしょうね。