ドライに着せて遊んでいるミケ。
ポチ
「…そういや、ミケは着ないのか?」
ミケ
「何を?」
ポチ
「こういうの。」
ミケ
「なんで?」
ポチ
「こういうの好きなんじゃないのか?」
ミケ
「ご主人さまとかご姉さまとかポチとかタマとかセシアとかに着てもらうのはね。
でもミケが着る気はないかな。」
ポチ
「ご主人様達が甘いのをいいことに…。」
ドライ
「…ふむ。
ですが、一理ありますね。」
ポチ
「ご姉様。」
ミケ
「あ、ご姉さま。」
ドライ
「ミケ。
着なさい。」
ミケ
「…へ?」
ドライ
「見たいです。
貴女がこういう可愛い服を着ているところ。」
ミケ
「…ミケ、こういうのあんまり似合わないと思うんですけど…。」
ドライ
「ミケ。
私は見たいのです。だから着なさい。」
ミケ
「…はい、分かりました…。」
-----------------------------------------------------------
ドライ
「ところでポチ、貴女も。」
ポチ
「嫌です。」
ドライ
「…着な」
ポチ
「やです。」
-----------------------------------------------------------
セシア
「ドライさん、楽しそうですね。」
フュンフ
「最近、ブラック・ナクアの事件とかで沈んでたからね。
お姉ちゃんはああして、ミケたちとじゃれあうことを覚えたほうがいいんだよ。」