妄言会社HKL・水底古都本店

南緯47度9分 西経126度43分に位置する古き水底都市で、
妄言の一つや百つ垂れ流したところで罪には問われまいて。

クセモノ揃いの特務部隊

2015年06月21日 | 機動戦史ガンダムEXA_ランゴリアーズ異聞
「随分と寂れた施設ですねー、ご主人様。
本陣からも離されてるみたいだし。」

荷物を解きながら、そう声をあげるミケ。

「それはまぁ、仕方の無いことだね。 レプソルは嫌われているし。」

「そんなの戦前の話じゃないですかー。
だいいち、ミケもご主人様もまだロールアウトされてなかったんですよ。」

「それでも、レプソルはレプソル。
そう見られてしまうんだよ。
残念だけどね。」

「むー。
ミケ、納得いきません。
ご主人様を冷遇するなんて、ニンゲンはホント」

「ミケ。」

「手が止まってる。
無駄口は叩いてもいいけど、手を止めるな。」

「はーい。」

■Extream Century

2015年06月21日 | 機動戦史ガンダムEXA_ランゴリアーズ異聞
■『黒歴史の繭』より解析された、Extream Centuryの歴史

 ●E.C.成立以前
  ex-による情報干渉により現在解析不能。

 ●E.C.元年
  冥王星のテラフォーミング完了と共に、
  『地球圏統一連邦』は『太陽系統一連邦』へとその名を改める。

  同時に、世界年号が『Extream Century』として新たな時を刻み始める。

 ●E.C.
  木星圏、及び火星圏が『太陽系統一連邦』からの独立を表明。
  それに続くかのように、他の惑星圏もまた『太陽系統一連邦』からの独立を表明し始める。

 ●E.C.
  『地球圏統一連邦長老会』が各惑星圏の独立表明を却下。
  これらを『太陽系統一連邦の平穏を乱す反逆』と断じ、鎮圧に乗り出す。

 ●E.C.
  惑星圏がそれぞれに『自星こそが太陽系を束ねる資格がある』と主張。
  戦乱は拡大の一歩を辿る。

 ●E.C.
  木星の衛星エウロパより、『黒歴史の繭』が発見される。

 ●E.C.
  『黒歴史の繭』が解析され、『黒歴史』が紐解かれる。

 ●E.C.
  木星圏は解析した『黒歴史の繭』より、ミノフスキー粒子、及びMSを製造。
  戦争の在り方を変え、太陽系の支配エリアを拡大させていく。

 ●E.C.
  『黒歴史の繭』の解析情報が他惑星に漏えい。






 ●E.C.
  地球圏は人造兵士『レプソル』を戦場に投入。
  




 ●E.C.
  レプソル『ロット・アー』の反逆。




 ●E.C.
  『ロット・アー』、地球へのデビルガンダム落としを決行するも、
  『ロット・ドライ』率いるレプソル部隊により阻止。




 ●E.C.0079
  『黒歴史の繭』の管理者ex-(イクス)による、人類への反乱勃発。
  太陽圏内全ての電子機器が壊滅。

  太陽圏内にまで拡大した人類文明は、崩壊した。

真っ直線に駆け抜けて喉笛を噛み千切る。それがランゴリアーズだろ。

2015年02月21日 | 機動戦史ガンダムEXA_ランゴリアーズ異聞
ポチ
「ご主人様とミケがムカついてないんだろ?
 ならそれは間違ってない。もしくは正しい。
 それがポチの答えだ。」

ポチ
「造られた意味なんか知るもんか。
 ポチはやりたいようにやるだけだ。
 気に入らないなら一抜けてるし、うざいと思ったら暴れてる。」

ポチ
「行くぞミケ。
 遅れるなよ。」

機動戦史ガンダムEXA外伝 - ランゴリアーズ異聞 - [0]

2012年11月15日 | 機動戦史ガンダムEXA_ランゴリアーズ異聞
■機動戦史ガンダムEXA外伝 - ランゴリアーズ異聞 -

 デラックスボンボンで連載された、機動戦史ガンダムEXAの外伝。

 人造兵士(レプソル)で構成された特務小隊【ランゴリアーズ】が、
 レオスらとは別アプローチでex-を追う物語。

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●人造兵士(レプソル)

 極限の戦乱へと至ったECにおいて、
 より性能の高い戦闘要員を求められた結果生み出された人造人間。

 生体細胞と機械化部分のハイブリッドだった第一世代と、
 生体細胞のみで製造された第二世代が存在していたが、
 ある事件により計画は凍結。

 最終的に残ったのは5人だけ。

 なおレプソル計画の中心人物である科学者の意向により、
 製造方法は残されておらず、
 新たにレプソルを製造することはできない。

●特務部隊ランゴリアーズ
 
 元地球圏連邦軍中佐ヒム・ヒーヒズが率いるレプソルの部隊。
 
 ECの戦乱を知る者にとっては、レプソルは忌避の対象になることが多く、
 【ジュピターX】に所属しながらも基本的には独立部隊として活動している。

●ロット・ドライ

 第一世代のレプソルで、
 痩身褐色の少女の姿をしている。
 ウェーブがかかった黒髪を肩甲骨まで伸ばしている。
 
 第二世代のレプソルらを【妹】として可愛がっており、
 妹らを守るためなら、自己を犠牲にすることを厭わない。

 厭わないことをよくフュンフに怒られている。

 感情を表すことが苦手というか、どうもそういう機能が付いていないらしい。

●ロット・フュンフ

 第一世代のレプソルで、
 長身の女性型。

 頭部にフレキシブル・バイオコネクタを持ち、
 あらゆる電子機器の電子回路に直接アクセスが可能。
 
 指揮官としての調整を施されており、
 作戦時は総指揮を取る。

 笑顔がデフォルト。
 ドライとは別な意味で、感情が表に出てこない。

●ポチ・ドーガ

 溢れる闘争心と神速の反射神経を武器に戦う
 近接戦闘特化型。

 ぶっきらぼうで、細かいことは苦手。
 めんどうくさくなるとキレる。 

 面倒な話を理解したり、細かい説明をするのとかは、
 ミケに丸投げ。

 タマが好き。

●タマ・カーニヒェン

 臆病なスナイパー。
 
 戦闘性能は他の追随を許さないくらいに高いが、
 臆病さもズバ抜けているため、
 狙撃以外でそれを活かせない。

 近接戦闘だろうが狙撃戦だろうが、
 物理的に自分を傷つけられる生き物はいないと分ってはいるが、
 知らない人の視線が怖い。
 その癖淫乱だから、ミケが首根っこ捕まえていないとフラフラとどこに行くか分らない。

 はにかみ笑顔は100万ドルの美少女。

 ミケが可愛い。

●ミケ・カッツェ

 働くのが超嫌いな働き者。
 働きたくないから、仕事はいつも超速く終わらせる。
 
 軍事とかめんどくさいのマジ嫌、さっさと終わらせて可愛いあの子をデートに誘おうとか、
 いっつも思っている。

 働くのは超嫌だけど、遊びと女の子のためならあらゆる労苦も厭わない。
 ので、【セシア・アウェア】のホロボディシステムに改造を加えて、
 抱きしめられるようにした。

 ポチをいぢめていいのはミケだけ。

●クヴィン・ネーロス
 
 フュンフと連絡を取り合い、一人でex-を追う仮面の美少女。
 

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…という白昼夢を見た。