不惑にしてまだ何者でもない者のブログ

Arduino関連、Raspberry Pi関連、プログラミング学習

NEC LL550/RG3EにEmmabuntüs DE4もインストールしてみた

2022-01-23 16:24:38 | Linux
以前、古いノートPC(NECのLL550/RG3E、WinVista )にRaspberry Pi OS for Desktopをインストールし、その後あんまり使っていなかったのだが、


ちょっと最近PC-FREEDOMさんのブログ(https://pc-freedom.net/)やYouTube(https://www.youtube.com/channel/UC8EJY6pwIKp2rN-E6RSMaRA)で、
色々なLinuxのディストリビューションが紹介されているのをみて、
ちょっと色々試してみたくなった。

今回はその中で一番気になった、Emmabuntüs DE 4というものをインストールしてみた。

https://www.youtube.com/watch?v=eET5Js1cZlM

なんでもこのディストリビューションは、
オフラインでもある程度使えるように、
最初からたくさんのアプリケーションがインストールされた状態になっているらしい。

基本的に、インストール方法は、上記のPC-FREEDOMさんのYouTubeを参考にした。
つまり、ライブ環境で起動し、そこからインストールする方法だ。

ただ、やはり前回同様、起動時に、コマンドでacpi=off を追加する必要があった。

具体的には、まず、作成したUSBメモリからブートして、
・Try Emmabuntus without installing
のところで、Tabキーを押して、下の方に出てくるコマンドラインの最後に、
 acpi=offを追加して起動する。
ちなみに、最初からインストールするのであれば、
・Install Emmabuntus in Graphic mode
で同じ操作をすればいいのであるが、
こちらのインストールだと、PC-FREEDOMさんのYouTubeで紹介されているような
ライブ環境からのインストールとは若干ウィザードが違うようなので、
たぶんライブ環境からインストールした方がわかりやすいかな。

そして、ライブ環境からインストールして再起動し、
GRUBで
・Debian GNU/Linux 11 - Emmabuntus Debian Edition 4 GNU/Linux
を選択してブートしても、途中で止まってしまった。
このときもライブ環境のブート時と同じように、acpi=offオプションを付けなければならないのだが、
eキーを押してeditモードに入り、
最後から3行目にある
linux  /boot/vmlinuz-5.10.0.11-amd64 ~
とある行の最後の方にacpi=offを付けて、F10を押すと、
無事ブートすることができた。

起動する度にこれを行うのは面倒なので、
このブートで読み込まれるファイルを書き換えた方が良さそうだ。

NEC LL550/RG3EにRaspberry Pi Desktopをインストールしてみた

2021-09-29 22:47:14 | Linux
だいぶ前に、要らなくなったWindows VistaのノートPCをもらったものの、
ブラウザが古すぎてインターネットに接続できないし、
新しいブラウザをインストールしようにもOSが古すぎてインストールできないし、
で何の役にも立たなかった。

そこで、これまでLinux系のOSをインストールしようとあれこれ試行錯誤してきたが、うまくいかず、半分諦めかけていたが、
PC版のRaspberry Pi DesktopをXPネットブックにインストールしたという以下の記事を読んで、


再度チャレンジしたところ、うまくいったのでメモを残すことにする。

対象となるノートPCは、NECのLL550/RG3Eというもので、
スペックはこんな感じ。



入れるLinux系OSは、Debian系のRaspberry Pi Desktopで、
以下から入手することができる。


ただ、上記のサイトからisoファイルをダウンロードしようとすると、
やたら遅いんだが・・・
ネット環境はそれほど悪くはないはずなので、
サーバー側の問題だろうか?

何はともあれisoをダウンロードしたら、
定番のrufusなるソフトでインストールUSBを作成。

ノートPCをUSB起動できるようにBIOSを設定した上で、
インストールUSBを挿してPCを起動すると、最初の画面で
Graphical install
を選択しても、画面が真っ黒になり、うんともすんとも動かない。

今までの他のLinux系OSで試した時と同様またダメかと思ったが、
もう少し何か対策はないかと、
「AMD Athlon 64 Linux インストール」でググってみると、
以下の記事に辿り着いた。


この記事によると、

マザーボード側の設定でCool'n'Quietを無効にするか、Live CDの起動メニューからF6キーを押しオプションの追加で acpi=off にチェックを入れる。

とのことなので、
最初の画面の「Graphical install」でTabを押すと出てくるコンソールで、
acpi=offを追加してリターン、、、

するとRaspberry Pi OSのインストーラの画面が表示され、
無事にRaspberry Pi OSをインストールすることができた。

ただ、インストール時に設定をミスったのか、
日本語化がうまくいっていなかったみたいだったので、
以下の記事を参考にRaspberry Pi の日本語化を行った。


ブラウザでインターネットに接続することもできた。
うーむ、あとは何をしよう?