今から、40年以上も前のことで、その記憶は、社宅アパートの近くにあるお店のレジカウンターから始る。何を買ったのかという情報などは欠如している。 そして、店員と入れ代わっている「ウチ」の男がレジカウンターの中に立っている。その男は、背は低く、小太りで、髪形は、少しくるくるとパーマがかかっており、肩ぐらいまで、伸ばしている。顔は、色白である。 この男から、おつりを受け取ったのであるが、おつりを親に渡すと足りないというのである。
おつりが足りないことで、口論となり、挙句の果てに、父親が店員にクレームをつけに行ったのである。
しかし、埒が明かなかった。結局、小生がお釣りをごまかしたのではなく、店員の方がそうしたのだという話で解決した。おつりは返してもらっていないようだった。
その後、店員に成りすました、この男が家に、訪ねてきたのである。玄関に入って来ると、父親に、
「先日は、おつりのことでご迷惑をおかけしました。どうも、すいません。」
と、 詫びてきたのである。 これで、小生の潔白は証明されたわけであるが、その後が、問題であった。
問題のシーンであるが、この部分も、情報が欠如している。最初にうかんでくるのは、長いテーブルに両親がすわっている。そして、この男がどうゆうわけか、また、たずねて来て、小生の隣にすわり、おつりのことで詫びてきた。
しかし、なぜか、両親がそろって席をはずした。すると、この男は、能度を豹変させ、
「おまえが、おつりを盗んたんだ!」
と、 いいがかりをつけ、小生の手を取り、指を反対側にそらせて、骨を折らせようとしてきたのである。
ぐっと力を入れ、そってきたのである。痛みで声を上げたところで、記憶がなくなっている。
その後、どうなったか、不明。指は、折れずにすんだが。
この頃、すでに男女のマインドリーダーに、思考盗聴されていたわけだが、糞の役にも立たなかった。違う 目的で読んでいるのと、身内をかまったからである。 詫びておきながら、仕返しをされるケースが前にもあった。これで、2回目である。
店員と入れ代わっていたこの男は、白いセーターに、 長ズボンであった。顔つきは、現在の「ウチ」=「ホンタイ」の一部に似ている者がいる。「ムスコ」であろう。
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