産経新聞DIGITAL 令和2年8月12日11時46分
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は11日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が、米グーグルの基本ソフト(OS)搭載のスマートフォンの識別番号を収集し、利用者の情報を追跡できるようにしていたと報じた。
利用者に無断で収集していたとみられ、グーグルの規約に違反した可能性があるとしている。
利用者に無断で収集していたとみられ、グーグルの規約に違反した可能性があるとしている。
ティックトックは昨年11月、識別番号の収集を停止した。
ティックトックの広報担当者は声明で、個人情報を守るために定期的にアプリを更新しており、「最新のものは識別番号を収集していない」としている。
識別番号は「MACアドレス」と呼ばれ、端末ごとに付けられている。
ティックトックの広報担当者は声明で、個人情報を守るために定期的にアプリを更新しており、「最新のものは識別番号を収集していない」としている。
識別番号は「MACアドレス」と呼ばれ、端末ごとに付けられている。
アプリ開発業者は通常、広告の配信先を絞り込むために使用しているが、プライバシー問題を懸念する見方もある。(共同)