パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは14日夜、イスラエルとの停戦で合意したと発表した。イスラエル側は確認していない。双方の間では14日、激しい攻撃の応酬があり、ガザの保健当局によると、パレスチナ人の少年2人が死亡。イスラエル側でも3人の負傷者が出た。
ただイスラエル軍報道官によると、停戦合意発表後もガザからイスラエルへのロケット弾発射が続いており、情勢が沈静化するかは見通せない。
イスラエルとの境界に近いガザ東部で13日に行われたイスラエルや米国に抗議するデモでイスラエル兵1人が負傷したことを受け、同軍は14日、報復としてハマス関連施設を空爆するなどした。ハマスは100発以上のロケット弾や迫撃砲弾をイスラエル領内へ発射するなど緊張が高まり、エジプトなどが沈静化に向け双方と交渉していた。 (共同)
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