爪を切り過ぎてちょっとヒリヒリします。
重音練習していると、少し伸びてるだけで押さえにくいので切っちゃうんですが、段々白い部分が下がってきてる気がします。だからどんどん深爪っぽくなる。
この数年またコンチェルトなどを弾くようになったので、指を酷使(?)しているのですが、やっぱりよく出来てますよね、ジブリやディズニー、歌謡曲メインに弾いてると腕ってたぶん落ちていくというか、結局そういう向けに色々あまい弾き方になっちゃうんですが、コンチェルト弾くとなると、テクニックが必要になってくるから鍛えようとするんですよ嫌でも。良い運動です。
ポップスはポップスで難しいですけどね、ポップスのノリみたいなのが必要というか。クラシックのようにかしこまって弾くとちょっと違うというか。場所にもよりますが。
ソロもアンサンブルもオケもクラシック外の曲も、それぞれ弾き方が違うというのが面白いのか面倒臭いのかなんなのか。
皆さん何が好きですか?
私は1番ソロが好きかもしれない、周りに合わせるための気を遣わなくていいから。合わせるの未だに下手なんです。
ちなみに、ピアニストでも伴奏に慣れているか慣れていないか、我が強いかどうか、個人の技術云々というか相手の楽器の特徴を把握してるかどうか、単純に相手を見ているかどうか、みたいなところでなかなか伴奏が上手い人って少ないんですよ。結構ここごっちゃにしているピアノさんが多く、伴奏の話でこういう感じの話をしようとすると機嫌を損ねる場合があるため表では言わないですけどね。
構造や特徴などの話を、私を馬鹿にしているのかみたいに捉えちゃう人は絶対にムッとする話ですよね。勝手に怒って逆に相手を扱き下ろす性格の悪いピアノ弾きがSNSにもまあまあいるという印象です。
そういう意味でピアノってなかなかプライド高いんですかね、1人で完結する楽器だからかわからないですが、自分至上主義というかね。
伴奏向いてない人ほど、勉強もしてないし全然こちらを見てもない癖にザッツがわかりにくいって相手に言っちゃうとかね。
この人よく合わせてくれるなあと思う人ほど、わからないって言わないというか、勿論ここどんな感じ?みたいなお互いの確認はするけど、いつもと同じように弾いてもばっちり合わせてくれますからね。
弦も同じでカルテットとかやると、趣味でやってる人たちとすると私のザッツがわからないと言われる事が多くて、それは私自身も昔から当時の先生に散々言われたせいか、ザッツが苦手という意識があったので単純に私が下手なのかもみたいに思ってたこともありましたし、今もまあ下手だとは思ってますけども、色んな編成でバリバリ活動している若手プロと弾いた時に、私のザッツわかりにくいかと聞くと、いや別にと言われたんです。
その子、私が今まで出会った中で1番合わすのが上手い子で、なんというか、一般的に皆縦を意識するじゃないですか、頭合わせろとか拍通り命でズレは許さないみたいな、管楽器なんかは特にそうでしょうけど、弦も愛好家の多くの人たちは縦を気にしていて、それが合奏下手な私は伸び伸び弾けずに窮屈だったんですが、その子だけは親サメにくっつく子サメのようにピタッと、合わせるというよりも寄り添ってるというか、めちゃくちゃ自然に合わせてくるんですよ!もうこっちはいつもびっくりしてるんですけど、ちょっと化け物(褒め言葉)じゃないのこの子って怯えるくらいにナチュラルに合わせてくるんですよ。あと音色も重要で、粒が丸いから邪魔にならない絶妙な距離感奥行き感というか、丸いからふわふわと弱いわけじゃないんですよ芯はちゃんとある、そこがまあ上手い人の特徴の一つなんでしょうけど、なんて言うんでしょうねあれは、とにかく、子サメ(他の例えが出ないボキャ貧)なんですよ、他の人も普通に上手ですよ、でも綺麗に合わせられている人たちであって、その子のような交わり方ではないというか、もうね、彼は特別、角が無い一体感を感じさせる合わせ方なので馴染む馴染む、凄い〜羨ましい〜真似出来ない〜と思っていつも怯えてますよ私はね。私がどう弾こうと合うんですよ、怖くないですか?怖いよ私は。
逆にそういう意味ではめちゃくちゃ神経使う、こんなに完璧にくっついてくるのに間違えたら駄目だ申し訳無いみたいに思うからです。
ちなみに彼はどの楽器を使おうとちゃんと彼の丁寧で繊細な音が出ます。
どんな人とでも、ハプニングがあっても、臨機応変に寄り添えるあのスキルは確かに引っ張りだこだなと思いました。
ソロだと少しつまらないと思われるタイプでも、溶け込めるスキルが高い人の方が仕事が多いということが最近わかりましてね、重宝されるんですよ、そもそも合奏の方が多いですしね普通に。
逆にこの人めちゃくちゃ良い音でメロディックなのになんで仕事無いのって人は合わせるのが下手だったりします。
私はね、別枠でございます、中途半端フリーなのでゴーイングマイウェイです。今更同じ土俵で戦うつもりもない😅私はレールからはみ出たのでね。
ですけども、そんなのでもたま〜にいただくお仕事は、その時の自分のベストを尽くしてます。100%満足した仕事って無いな、95%くらいはあって、あの感覚はまた味わいたい。楽しかった終わり!じゃなくて、自分の演奏に対しての満足度です。メンバーの相性も良かったからだとも思ってます。練習が凄く楽しかったもんな。次の合わせまだかなって思いながら過ごしてたと思います。
見てたお客さんの中にはイマイチだと思う方もいたかもわからないですが、本番であの完成度(好きなように弾いて)を出せた事は自分の自信になってるんですよね。
そういう、他人にはおそらくわからない努力や小さな達成を未だに積み重ねてます。
仕事するなら10代20代で大方やっておくべき事かもしれないですけども、私にはそんな機会なかったので。
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