月猫の「まよいごと」

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長男教の末路

2024-09-21 00:03:00 | 記録
義妹達と歳が離れている夫。
高校卒業後に実家を離れた夫は、その事を知らなかったし、義妹達も50歳を過ぎた今までその事を黙っていた。
黙っていた、というよりは無かったことにしたかったのかもしれない。

その事=長男教

夫は、親から大事に大事に育てられてきたから
義妹達も同じ様に育てられたと思って今日まで生きてきた。

だけど
それは長男にのみ向けられた愛情であった様で
夫が実家を離れた後、ほどなくしてそれが始まったらしく
義妹達は辛い幼少期を過ごしたらしいのだ。


あー
そうか。そうだったのか。

と私は思った。
あの優しい義妹達が、義両親、特に義母の介護になると少し二の足を踏む感じを受けたのは
そういう事だったのかと。

「お兄ちゃんだけ可愛がっていたくせに
自分が弱ったら助けを求めるのか」

そういう思いが心の奥底にあったのだろう。
でも
そんな気持ちを封じ込めて、介護はしなきゃと思っていたのだろう。
親だから。


だけど
姑は自分の思い通りにいかない老後に腹を立て
事もあろうか、それを我が子達のせいにして、
親戚や知人、病院、包括センター等々ありとあらゆる人達に我が子のありもしない悪口を
言いふらしていたのだ。

「子供が何もしてくれない、
年金を持って行かれた、、、
お父さんを勝手に施設に入れられたから一人ぼっちになった、
連絡しても返信してくれない、食欲もない、何もする気が起きない、、、私は可哀想。」などなどなどなどなどなど。


何もしないのは姑。(口出しはする。)
お金は舅の施設の利用料金。
お義父さんを施設に入れろと懇願したのは貴女です、お義母さん。
返信?してましたがな。
食欲がない?ワ○ミのお弁当プラスその他諸々食べてるみたいですけど?
何もする気がない?新興宗教の活動にまたまたご執心ですよねぇ?
そのお仲間さん達がご飯やらお菓子やら
たーくさん持ってきてくれてますよねぇ?
それ食べてますよねぇ?
お供えされてるやん、って思ったわ。

それでもなお
「私は世界中の誰よりもかわいそうな母親よ」
「寂しい」「寂しい」「寂しい」
と連絡を繰り返す姑。

悪口言うなら頼るなよ。
というか普通、我が子の悪口とか言わないから。💢💢💢


長男教の姑が長男の事も悪く言っているから
近日中に認知症の検査をしますが、

辛い幼少期を過ごしたのにも関わらず、老親を助けようと頑張っていた義妹達にとって
これほどの仕打ちがあるだろうか。

義妹達が
姑の介護から
完全撤退致しました。

そりゃそうだよね。

長男教の被害、我が家にもやってきました。
トホホホホ

アイモカワラズ

2024-03-16 09:29:00 | 記録
義父の体調がまた悪い。

「お父さんがちょっとおかしい」
と、昨夜遅くに姑からの連絡。
今回は連絡してきたからまだ良い。
前回は義父が転倒した事をわかっていたのにもかかわらず、姑はそれを無視した。
たまたま義実家に用事があった義妹が倒れた義父を見つけたから良かったものの
それが無かったらと思うとゾッとする。

そろそろ二人暮らしは難しいのでは?と提案をしたけれど、全て拒否。
全部やれると言う義母。

ネグレクト。
正にそれ。

まぁ、お腹を痛めて産んだ子供達の事も「かわいいペット」か「大事なアクセサリー」、もしくは「無償の小間使い」ぐらいにしか思っていないのでは?と私はずっと思って来たから
夫の介護をしないのも頷ける事ではあるのだけど。
やれると言うのなら少しだけでも良いからやって欲しい。

姑にこんな事を言ったら
「かわいいし、大事なんだから、何が悪い?」
と真顔で反論されそうで、むしろ笑えて来る。
大抵の人間は、
かわいくて大事な対象にはそれなりの行動が伴うんですけどねぇ、、、

今回も連絡はして来たものの
具合が悪い様だという連絡だけで、自分には何もできないからどうにかしてくれ、という連絡。夫の心配はゼロ。
一番近くに住んでいる(と言っても車で30分は離れている)義妹が到着した時、
義父の部屋も身なりもボロボロで布団は尿だらけだった。
それでも素知らぬ顔で自室にこもり何もしない姑。

うちは一番遠方なので、昨夜は義妹に行ってもらい、電話にて応対した主人。
「貴女のご主人でしょ!」
と主人から姑へのキツイ一言。
母親を「貴女」、そして「ご主人」と言うあたり、かなりキレているのがわかった。

一夜明けて
義父、ただいま診察中。

先行き、どうなる事やら。






べろべろばぁ 第三章 〜天晴れ〜

2024-02-15 01:27:00 | 記録
我が夫が救急搬送される時ですら自分の事しか考えず、墓穴を掘ってしまった姑。
義父の入退院の手続きも用意も何から何まで人任せで結局何もしなかった。

その墓穴の掘り方にピーンと来た夫が動いた。

義父に入院費の話しをしたのだ。
義両親家は収入のほとんどを姑が管理していたから、これまで通りなら姑に報告しただろう。
しかし、今回は姑を通り越して義父に直接話した結果、
お金がほとんど残っていないことが判明。
義父は愕然となり、そこで初めて我が家が義両親家の家賃を負担している事も明かし、これまた義父は愕然としてしまった。

そんなこんなで姑の粗が顔を出し始め、だんだんとつじつまが合わなくなってきた矢先、
姑が突然、手のひらを返したのだ。
「お父さんは素晴らしい人だ、感謝しても仕切れない、ありがとう!」

へ?
お父さんが歩く音すら恐怖だと言っていたのに
生きた心地がしないと言っていたのに
胸の辺りをぐっと掴みながら心臓が止まりそうだと言っていたのに
行政の福祉課の人にそうやって涙ながらに訴えていたのに

どういう事?
モラハラはどこへ?
ねぇ、どこ?どこどこどこ?

一同、空いた口の塞がりどころが見つからない。



それから数日後、
姑の激痩せの真相が顔を出し始めるのでした。

本人に直接問い正す事なく炙り出しに成功した我が夫に乾杯。





べろべろばぁ 第二章 〜剥がれ始めた嘘〜

2024-02-13 07:50:00 | 記録
姑の嘘が剥がれ始めた音は
ポロポロなどというかわいい響きではなく
グワッシャーーーン!メリメリ、ガリガリ、ゴリゴリ、そんな感じのイヤーな感じの音だった。

初めにわかった嘘が何十年にも渡る嘘だった事もあるし、
姑の手のひら返しがすごかったので、みんな唖然として何も言えなかった。

義妹が義実家を訪れたとある日。
苦しそうにしている義父を発見。立ち上がる事が出来ず、下が汚れていた。
聞くと、夜中に転倒したと言う。
別の部屋にいた姑は、義父の転倒に気付いていたのに知らんぷりだったらしく、半日ほど経過していた様だった。
義妹はいくら夫婦仲が悪いとはいえ、あんまりじゃないかと
実母に対し不信感を持ったのだそうだ。

慌てて救急車を呼んだ義妹。
すぐに私達に連絡をくれて大騒動に。

その辺りから姑がソワソワし始めたらしく
怪訝な顔をしている義妹の周りをウロチョロウロチョロし始めたものだから
イライラした義妹は椅子を用意して座っておく様に指示。
少し深い椅子に座った姑はまるでどこぞのお偉いさんかの様だったらしく
ますます義妹は腹が立った。

そして救急車到着。
当然、何があったのかを質問され、その場にいた姑が何もしなかった事が明るみになり
慌てた姑はなんと
救急隊に自分の血圧を測れとのたまったのだ。
要するに、自分も具合が悪いんだから仕方ないでしょ作戦を決行。

激痩せしたとはいえ、
椅子にふんぞり帰って微動だにせず
腕も脚も組んでいる元気そうなばぁさんが
救急隊員さんを呼びつけ、私の血圧を測りなさいと腕を差し出すその姿、、、。





義妹は恥ずかしくて恥ずかしくて顔から火が出るかと思ったそうだ。

義父は明らかに骨折しているのがわかっていたし、顔面は蒼白。
元気な婆さんの血圧を測っている余裕はない。
それなのにストレッチャーにのせられた義父が姑の体調を心配したというのだ。
「○○は大丈夫か?」と。
運ばれる救急車の中でもだ。

あれ?
と義妹は思ったはずだ。
それまで「父は妻を蔑ろにする人手なし」と思わされるほど酷い人間だと聞かされ続けて来た義妹。
単身赴任の父親と離れて暮らしていた子供の時分から聞かされていたのだ。

そんな父が意識を失うレベルほどの痛みの中、妻を心配?
あれあれあれ?

義妹は混乱し、私達にそれをそのまま伝えてくれたのだが、
長男である私の夫はピーンと来た様で、鳩が豆鉄砲を食ったような私の横でひとり冷静な顔をしていた。

夫は薄々、気付いていたのだ。
我が父がそんな人間ではない事を。

そして夫が動き始めたのだった。