タクマ式HN型全連続燃焼式火格子焼却炉 1,800トン/日(600トン×3)
清掃一組「新江東清掃工場」「概要」から
清掃一組ホームページに、報道資料「新江東清掃工場における労働災害死亡事故について(速報)」が掲載されている。
昨日、8月27日(日)午後5時25分頃、新江東清掃工場の補修工事中、労働災害が発生し、工事を請け負っている株式会社タクマの下請会社である株式会社北畑開発研究所の従業員が被災し、同日に死亡が確認されてというもの。
東京二十三区清掃一部事務組合
2017年8月28日
平成29年8月27日(日)新江東清掃工場において、当組合が発注している補修工事中、労働災害が発生し、工事を請け負っている株式会社タクマの下請会社である株式会社北畑開発研究所の従業員が被災し、同日に死亡が確認されました。
亡くなられた方には、心より哀悼の意を表し、お悔やみを申し上げますとともに、ご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
なお、詳細については調査中ですので、下記のとおり速報としてお知らせいたしま。
記
1 発生時刻 平成29年8月27日(日)午後5時25分頃発生※発生原因は、調査中
2 発生場所 新江東清掃工場(江東区夢の島三丁目1番1号)
No2ごみクレーン上
3 被災者 株式会社北畑開発研究所(株式会社タクマ二次下請け)
従業員 男性 63歳
4 被災状況等 No2ごみクレーン上にて作業員3人でワイヤー張替の準備作業中に約8メートル下のコンクリート床に墜落した。
午後5時31分頃、東京消防庁へ救急出動要請
(搬送先東京都立墨東病院)
午後7時30分頃、警察より死亡の連絡を受けた。
5 当該工事
(1)件名 ごみクレーントロリ下部ガードその他補修工事
(2)請負業者 株式会社タクマ
(3)工期 平成29年8月15日(火)から9月8日(金)まで
痛ましい事故がまた起きてしまっった、、、
新江東清掃工場は、2013年1月にも定期点検補修工事中に下請け会社の従業員が死亡する事故、
2002年1月にも定期点検補修工事中に死亡事故が発生、一どならず、二ど、三どと、、、、繰り返し起きる、、、
新江東は、2017年度は、7月 ~ 11月で定期点検補修工事中となっているが、今回の事故が起きた「ごみクレーントロリ下部ガードその他補修工事」というのは、別途契約になっているので、、、定期点検補修中に不具合でもあって、追加の補修工事の発注となったのだろうか?
「No2ごみクレーン上にて作業員3人でワイヤー張替の準備作業中に約8メートル下のコンクリート床に墜落」ということは、安全ベルト、セルフビレイなしで作業をしていたのだろうか、、コンクリート床ということは、ホッパーステージという部分? ごみバンカであればまだクッションになったのだろうか?、ごみクレーンの大きさだけでも相当あるのだろうから、、
清掃一組、以前は、補修工事など、外部への委託契約中の事故などに関して、死亡事故であれ清掃一組からその状況説明などをホームページに掲載するということは一切なかった。もちろん問い合わせや取材には答えてはいたのだろうが、正式な発表はなかった。2013年1月の定期点検補修工事中の死亡事故の新聞報道以降、、、清掃一組から、今後は、重大事故に関しては事実関係の報道を行うということになっていたが、、今回が、その最初のケースとなった。
清掃一組「持込ニュース23 No.30」から
新江東清掃工場の随意契約分、
タクマの大きな金額だけでも、今年度はすでに9億7千万円超え 、、、
平成29年8月15日
総務部 契約管財課
件名 新江東清掃工場ごみクレーントロリ下部ガードその他補修工事
履行場所 江東区夢の島三丁目1番1号 新江東清掃工場
工事着手の時期 平成 29年 8月15日
工事完成の時期 平成 29年 9月 8日
契約の相手方 株式会社タクマ
契約締結日 平成 29年 8月 15日
契約金額 ¥10,908,000.-
(うち消費税及び地方消費税の額 ¥808,000.-)
概要・選定理由等
(1)ごみクレーンは旧讃岐鉄工株式会社の独自の技術を反映し、設計、製造されたものであり、現在は株式会社タクマに委任されている。既存設備の性能を確保するためには、ごみクレーンの構造や部材の詳細仕様を把握し、当該ごみクレーン補修のノウハウを備えた株式会社タクマに施工させなければならない。
(2) 工場の安定した稼働を継続させるためには、工事に伴うクレーンの停止期間を最小にしなければならない。そのためには、既存の設備との互換性を確保し、作業を迅速かつ確実に行うことのできる設備に精通し製造業者に施工させる必要がある。以上の理由により、本工事を株式会社タクマに特命する。
平成29年6月27日
総務部 契約管財課
件名 新江東清掃工場焼却炉補修及びその他整備工事
履行場所 江東区夢の島三丁目1番1号 新江東清掃工場
工事着手の時期 平成 29年 6月 27日
工事完成の時期 平成 29年 12月 1日
ただし、A部分工事については、平成29年11月10日まで
契約の相手方 株式会社タクマ
契約締結日 平成 29年 6月 27日
契約金額 ¥820,800,000.-
(うち消費税及び地方消費税の額 ¥60,800,000.-)
概要・選定理由等
【概要】
焼却炉を安定的に維持運営するための、定期的な補修及び整備を行う。
【選定理由】
(1)焼却プラントがその性能を発揮するにはシステム全体の一体的、有機的機能が確保されなければならない。補修及び整備工事においては、既存設備の構造や性能をふまえ、これと整合する施工が求められる。そのためには、既存設備の構造、機能、性能に精通した業者に一体的に請け負わせる必要がある。
(2)焼却プラントは、一連の有機的システムとして構成され、多くの部分については設置工事業者が工業所有権、ノウハウ等を有しており、他の業者が補修及び整備工事を行うことは極めて困難である。
(3)清掃事業の性質上、焼却炉の稼動停止期間が限定されるので、焼却炉の停止期間を最短化し、かつ確実な履行を求めるには当該設備に精通した業者が最も信頼できる。
以上の理由により、本工事を新江東清掃工場プラント設置業者である、株式会社タクマに特命する。
平成29年6月12日
総務部 契約管財課
件名 新江東清掃工場廃積出設備改修及びその他整備工事
履行場所 江東区夢の島三丁目1番1号 新江東清掃工場
工事着手の時期 平成 29年 6月 12日
工事完成の時期 平成 29年 11月 24日
契約の相手方 株式会社タクマ
契約締結日 平成 29年 6月 12日
契約金額 ¥143,640,000.-
(うち消費税及び地方消費税の額 ¥10,640,000.-)
概要・選定理由等
【概要】
灰積出設備改修及びその他整備工事 一式
【選定理由】
(1)灰積出設備及び灰積出車両管制システムは灰処理設備の一部であり、灰処理設備がその性能を発揮するには、灰搬出車の誘導、灰クレーンでの積込み等、灰クレーン設備としてのシステム全体の一体的、有機的機能が確保されなければならない。本工事においては、既存設備の構造や性能をふまえ、これと整約する施工が求められる。そのためには、既存設備の構造、機能、性能に精通した業者に一体的に請け負わせる必要がある。
(2)灰処理設備は、一連の有機的システムとして構成され、一部については設置工事業者がノウハウ等を有しており、他の業者が改修及び整備工事を行うことは極めて困難である。
(3)灰処理設備の改修及び整備には灰が出ない全炉停止期間に施工することが必須であり、清掃事業の性質上、焼却炉の全炉停止期間が限定されるので、工事の施工期間を最短化し、かつ確実な履行を求めるには当該設備に精通した業者が最も信頼できる。
以上の理由により、本工事を新江東清掃工場プラント設置業者である、株式会社タクマに特命する。