東京23区のごみ問題を考える

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都内の自治体でプラスチックの衣装ケースをリサイクルする取り組みが始まっている~(23区では粗大ごみプラスチック衣装ケースは年間約60万個廃棄)

2024年09月19日 08時52分59秒 | ごみ全般/環境政策

東京都の自治体でプラスチックの衣装ケースをリサイクルする取り組みが始まっていると、FNNプライムオンライン

プラスチックを有効活用するため、国分寺市や荒川区など、都内の自治体がリサイクル業者と連携して、2024年度から衣装ケースのリサイクルを始めたという~(参考「プラスチック衣装ケースをリサイクル 年間約60万個廃棄の粗大ゴミを有効活用」)

また、FNNの記事では、衣装ケースは東京23区で多く出される粗大ごみの第4位で、都内全体で年間約60万個、1400トン程度が廃棄と指摘されている~ 情けない限りではあるが、残念だ、、

23区のリサイクル、、、、
粗大ごみも清掃一組施設に搬入するまえに、各区でピックアップ回収と称して資源化可能なものを取り出している。しかし、それでもプラスチック衣装ケースが年間約60万個、1400トン程度も廃棄されている現実。清掃一組との意見交換会の場などで「プラスチック衣装ケースなど破砕する前に取り出して資源化すべき」と、ことあるごとに意見は言ってはいるものの、、今のところ清掃一組としての変化はみられない、、

23区も、プラスチック資源化は、容リプラと製品プラの一括回収は進んではいるが、、、
概ねどこの区も、製品プラは30センチ以下のものと統一されている(30センチを超えるものは粗大ごみ)

 

 

東京二十三区清掃一部事務組合
令和5年度の23区の粗大ごみ個数実績

第 4位 衣装箱 405,562個
清掃事業年報(令和5年度)」から抜粋
 ←クリックで拡大

 

関連(本ブログ)
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令和6年度 容リ法指定法人ルート「プラスチック製容器包装」「分別収集物」落札結果、23区の再商品化事業者は~ 2024年04月08日

23区のプラスチック製容器包装の落札結果
遅ればせながら、23区もプラスチック資源化が確実になってきた、
参考:23区のプラスチック資源化状況

23区「分別収集物」契約、
千代田、台東、墨田、江東、品川、目黒、中野、杉並、板橋、足立の10区になった。
新宿は、容リ協会通さずにプラ新法第33条に基づく再商品化計画認定で一括回収
日鉄リサイクル株式会社、ケミカルリサイクル(コークス炉化学原料化)

「プラスチック製容器包装」契約
中央、港、文京、大田、渋谷、杉並、豊島、北、荒川、練馬、葛飾、江戸川の12区



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