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国内最大級のプラスチックリサイクル工場(マテリアルリサイクル)が本格稼働、プラニック御前崎工場(受入量 40,000トン/年)

2022年10月20日 08時48分17秒 | 容リ法 プラ新法

プラニック」ホームページから

 

静岡県御前崎市に国内最大級のプラスチックリサイクル工場が本格稼働したという~

御前崎市というと、、、
おもわず住民投票で反対が9割を占め、事業者が「全面撤退」表明となった大栄環境の大型ごみ焼却施設計画(御前崎市池新田)を思い浮かべた、、、プラニック御前崎工場は焼却ではなくマテリアルリサイクル、、

プラニック御前崎工場は御前崎市港6177-1、、

注目したのは、 ↓ ↓
プラスチック資源循環法の「再商品化計画の認定」の活用
プラニックの近隣に、グリーンループという容器包装プラスチックのリサイクルを行うグループ企業があります。プラニックは硬質のプラスチック、グリーンループは軟質のプラスチックのリサイクルを得意としています。この2つの工場を連携して、プラスチック資源循環法の第33条に定める「再商品化計画の認定」を活用し、市民からのプラスチックを回収・再資源化します。

プラニックのHPを見ると、、、
国内最大級のリサイクル工場に、EU発の最先端技術を導入し、日本のプラスチックリサイクルを変える。」機械による自動選別などなど、、、、

そういえば、、親会社のヴェオリア・ジャパンって、グリーンループ、レノバ(旧リサイクルワン)の本田大作さん絡みかな、、
2013年頃、「プラスチックを一括回収 「ソーティングセンター(選別処理施設)」 の可能性」という本田大作さんのお話を聞いたことがある、、着々と確実に実現させていたのだと、、

プラスチックのマテリアルリサイクル、大手事業者が参入することで市場は活性化、コストも抑えられるのかもしれないが、、中小の事業者には痛手だろうな~

容リ法指定法人ルート【プラスチック製容器包装落札結果
2022年度の再商品化事業者の落札数量、全国で688,795.02トン
容リ法で50%まで材料リサイクル優先という枠があればこそ材料リサイクル、 ケミカルリサイクル事業者で分け合っている。
2022年度 落札単価(加重平均)(消費税抜き)
材料リサイクル 60,328 円/トン(31事業者)
ケミカルリサイクル(コークス炉、高炉還元、ガス化) 49,236円/トン(4事業者)
令和4年度 再商品化事業者落札数量(プラスチック製容器包装)

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国内最大級のミックスプラスチック・リサイクル工場 プラニックが静岡県御前崎市で稼働
サステナブル・ブランド ジャパン 2022年10月19日
リサイクルの分野では材質の異なるプラスチックが混合された廃プラスチックの処理が大きな課題になっているが、リサイクルプラスチック製造事業会社のプラニックは10月11日から、国内最大規模となるミックスプラスチック(以下、ミックスプラ)のリサイクル工場を静岡県御前崎市で本格稼働させた。...



株式会社プラニック

プラニック御前崎工場の概要
会社名 株式会社プラニック
代表取締役 小池 忠敏(こいけ ただとし)
株主構成 ヴェオリア・ジャパン株式会社、豊田通商株式会社、小島産業株式会社
事業内容 自動車、家電、日用品等の使用済みプラスチックの再資源化(右)内容
所在地 静岡県御前崎市港6177-1
敷地面積 23,107㎡
受入量 40,000トン/年
生産量  32,000トン/年

 

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