東京23区のごみ問題を考える

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国による代行処理の相馬市及び新地町の災害廃棄物(仮設焼却炉のセシウム濃度)

2014年01月24日 20時42分06秒 | 放射性廃棄物など

【仮設焼却炉(平成25年2月20日撮影)】環境省「相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について」から




相馬市&新地町の災害廃棄物、
飛灰セシウム濃度は23区の江戸川清掃工場よりも低い測定値。
焼却炉排ガス中放射性物質濃度はすべてでNDとなっている。
(ND:検出下限値[ろ紙部、ドレン部のセシウム134、セシウム137濃度が各2Bq/m3(N)]未満)
放射性物質の測定は主灰と飛灰、毎日測定しているようなのだが、、焼却炉のお休みが多すぎる、仮設焼却炉を3炉も建ててしまって、のんびり休み休み稼働させているのか、それともトラブルでもあって連続稼働ができないのか、、、何も記述はないのでわからないが~


環境省>東日本大震災への対応
災害廃棄物の国による代行処理について
・国によるふくしま災害廃棄物処理の情報サイト
・相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
国の代行範囲
相馬市内に仮設焼却炉を建設し、相馬市及び新地町の災害廃棄物(可燃物)の焼却及び焼却灰の最終処分を行う。
災害廃棄物発生量(可燃物)※
 相馬市 15万2千トン
 新地町 2万2千トン
※推計量であるため、今後変動の可能性があります。
仮設焼却炉の概要
施設規模:
 階段式ストーカ炉 150 t/日×2炉
 回転式ストーカ炉 270 t/日×1炉  計 570 t/日
 敷地面積 約21,600 m2
 平成24年度処理実績 約2.4万トン
 平成25年度処理実績 約5.0万トン(H25年11月末)
放射性物質濃度、空間線量率、維持管理状況等が公表されている
詳細は~

災害廃棄物 約17万4千トンの処理に仮設焼却炉 3基(計 570 t/日)
すでに(1月は試運転?)2月~12月末までで通算334日経過している。環境省は平成24年度処理実績 約 2.4万トン、平成25年度処理実績 約 5.0万トン(H25年11月末)としているが、維持管理記録の累計では違った数字になってしまう。(1月~12月までで合計で55,172トン)




処理量をみると、1号炉と2号炉が階段式ストーカ炉、3号炉が回転式ストーカ炉のようだ~



2月中旬から3月末までは、3炉とも連続で稼働していたようだが、
そのあとは、休炉が多く、小刻みにポツポツと稼働、、どうなっているのか?! 
平成25年1月~12月まで、
セシウム濃度の測定結果がある日を稼働日とすると
1号炉--130日稼働で稼働率39%
2号炉、3号炉は各121日稼働で稼働率36%

通常、点検など入れても8割稼働は可能だと思うけど、、


 階段式ストーカ炉 150 t/日×2炉
 回転式ストーカ炉 270 t/日×1炉  計 570 t/日
●仮設焼却炉:570t/日(150t/日×2基、270t/日×1基) タクマ 約40億円


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