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環境省「廃棄物処理施設等における水銀等排出状況・長期保管方策調査」25百万円( 8百万円)

2010年12月18日 20時41分58秒 |  PCB/DXN類など

※環境省ホームページ「平成22年度環境省予算概算要求・要望主要新規事項等の概要」《廃棄物処理施設等における水銀等排出状況・長期保管方策調査》より

■廃棄物処理施設等における水銀等排出状況・長期保管方策調査

25百万円( 8百万円)
廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課

1事業内容
国連環境計画(UNEP)では、国際的な水銀管理のための条約制定について検討が行われている。なかでも、廃棄物管理分野においては、日本のリーダシップが求められていることから、
(1)廃棄物処理施設の各処理工程における水銀、鉛、カドミウム(以下、水銀等とする。)の処理物、排ガス、排水中の実態を把握する。
(2)(1)と併せ、運転管理状況調査を行い、処理方式毎の水銀等の物質フローを整理、解析し、最適な処理方策を検討する。
(3)今後、制定される水銀の排出規制条約では、輸出入制限が定められる見込みであり、その際には水銀の長期保管体制が必要となる。そのため水銀含有廃棄物及び廃棄物からの回収水銀の長期保管の方法、技術的課題、制度的対応等について、新たに検討する。
2.事業計画
○平成21年度
・廃棄物処理施設における水銀等の排出状況の実態把握(処理物、排ガス、放流水等)及び処理工程における物質移動量の整理、検討(処理方式、規模別に実施)
○平成22年度
・水銀等の排出抑制、管理技術の整理、検討
・水銀含有廃棄物及び廃棄物からの回収水銀の長期保管方策の調査、検討
3.施策の効果
廃棄物処理施設における水銀等有害金属の排出状況の把握により、廃棄物処理での水銀等の物質フローを整理、検討するとともに、排出抑制技術、管理方策を明確にし、UNEPにおける廃棄物管理分野の水銀等に係る議論に資するものとする。
また、水銀の排出規制に関する条約の制定に伴い、今後の重要課題となる水銀含有廃棄物、廃棄物から回収した水銀の長期保管について、適切な保管方策を整理、検討することで、長期保管体制の検討に資するものとなる。
詳細は:http://www.env.go.jp/guide/budget/h22/h22-gaiyo/092.pdf

■平成22年度(新)水銀規制に関する条約制定対応 72百万円(0百万円)
http://www.env.go.jp/guide/budget/h22/h22-gaiyo/120.pdf

■平成23年度 環境省概算要求・要望主要新規事項等の概要
http://www.env.go.jp/guide/budget/h23/h23-gaiyo.html
水銀規制に関する条約制定推進事業 67百万円(0百万円)
23年度は、水銀のみの調査項目はなく、「特別管理廃棄物処理基準等設定費」の中で水銀についても~

■平成23年度 廃棄物・リサイクル対策関係予算概算要求の概要
http://www.env.go.jp/recycle/info/h23_gaisan.pdf


●22年度予算として2千5百万円、廃棄物処理施設における水銀等排出状況調査もしていることになっているが~ 机上の空論の如く、ダイオキシン類対策で、水銀も一緒にとれているだろうという希望的観測の計算式だけでは、実態がつかめるのかどうか疑問。一般廃棄物処理施設ですら11月にアンケート調査の実施程度で、どこまで実態把握ができるのか~


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