大牟田・荒尾清掃施設組合の「新ごみ処理施設整備・運営事業」は、JFE エンジニアリンググループが、336億7,900万円（税別）で落札したようだ～（参考「大牟田の新ごみ処理施設、336億円でJFEグループが落札」）
「大牟田・荒尾清掃施設組合」、とても興味深い、
組合の沿革をみると、なんと、福岡県最南端の大牟田市と、熊本県西北端の荒尾市と県を超えてのごみの共同処理なのだ。昭和60年設立で、大牟田市新開町に｢新開クリーンセンター｣の建設、その後、昭和63年4月から両市の可燃ごみの全量を焼却、施設の老朽化も見られるようになり、ごみを焼却処理する方式から転換し、ごみ固形燃料（ＲＤＦ）化施設の建設を平成12年度から進め、平成14年12月｢大牟田・荒尾清掃施設組合ごみ固形燃料化施設（大牟田・荒尾ＲＤＦセンター）｣が稼動開始し、両市の可燃ごみの全量をＲＤＦ化しているようだ。
JFE エンジニアリングは、２０２１年３月に 大牟田リサイクル発電株式会社から、ＲＤＦを燃料とする発電事業を承継し、２０２３年４月から２０２８年３月までの５年間、同事業を継続することを決定。（２０２３年度からは３組合（須恵町外二ケ町清掃施設組合、うきは久留米環境施設組合、大牟田・荒尾清掃施設組合）が処理委託を継続する予定）。そして、2023年4月に大牟田リサイクル発電株式会社の全株式を取得完了、、
ということで、JFE エンジの足固めは着々と、、、、（関連（本ブログ）「大牟田 ごみ固形燃料（ＲＤＦ）発電 事業継承で、発電所を運営する第三セクター側、JFEと最終調整2020年12月05日 」）
「新ごみ処理施設整備・運営事業」もJFE エンジの「１者入札」、、、
２０２８年３月まではＲＤＦセンターも稼働するのかな？？？
（参考「大牟田RDF JFE継承 自治体に解体費求めず 28年春までは運営」）
大牟田・荒尾清掃施設組合の新ごみ処理施設の事業期間は、
事 業 期 間 ：事業契約締結日から令和 30 年 3 月 31 日まで
設 計 ・ 施 工 期 間 ：事業契約締結日の翌日から令和 10 年 6 月 30 日まで
運 営 期 間 ：令和 10 年 7 月 1 日から令和 30 年 3 月 31 日まで
運 営 準 備 期 間 ：事業契約締結日の翌日から令和 10 年 6 月 30 日まで
新ごみ処理施設整備・運営事業に係る総合評価一般競争入札の落札者の決定及び審査講評について
大牟田・荒尾清掃施設組合は、令和５年５月１０日付けで公告した「大牟田・荒尾清掃施設組合 新ごみ処理施設整備運営事業」の事業者選定について、総合評価一般競争入札の結果、次の者を落札者に決定しましたので公表します。
また、大牟田・荒尾清掃施設組合一般廃棄物処理施設整備事業者選定委員会からの審査講評を公表します。
・ 新ごみ処理施設整備・運営事業に係る落札者の決定について
・ 審査講評
大牟田・荒尾清掃施設組合新ごみ処理施設整備・運営事業に係る落札者の決定について
令和 5 年 5 月 10 日付けで入札公告を行った大牟田・荒尾清掃施設組合新ごみ処理施設整備・運
営事業に係る総合評価一般競争入札について、１グループの入札参加があり、学識経験者等で組織
する「大牟田・荒尾清掃施設組合一般廃棄物処理施設整備事業者選定委員会」における審査の結果、
最優秀提案者が選定されました。
大牟田・荒尾清掃施設組合は、選定委員会による審査の結果を踏まえ、下記のとおり落札者を決
定しましたので公表します。
令和 5 年 12 月 15 日
大牟田・荒尾清掃施設組合 管理者 関 好孝
記
１ 事業名
新ごみ処理施設整備・運営事業
２ 事業期間
契約締結日の翌日から令和 30 年 3 月 31 日まで
３ 落札者
JFE エンジニアリンググループ
代表企業（構成員） JFE エンジニアリング株式会社 九州支店
構成員 JFE エンジニアリング株式会社 九州支店
JFE 環境サービス株式会社
JFE 環境テクノロジー株式会社
テスコ株式会社
協力企業 前田建設工業株式会社 九州支店
西部電気工業株式会社
４ 審査結果
入札参加グループ：技術（非価格）点（満点：60 点）／価格点（満点：40 点）／合計（満点：100 点）
JFE エンジニアリンググループ：／42.36 点／40.00 点／82.36 点
５ 落札金額
設計・施工業務に係る対価及び運営業務に係る対価の総額
33,679,000,000 円（消費税及び地方消費税除く）
※ 予定価格:33,818,000,000 円（消費税及び地方消費税額を含まない）
最低価格:33,679,000,000 円
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