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「PCB」付着の防護服入りドラム缶流出問題 3缶とも発見 “大雨の影響”で流されたか 京都・桂川

2023年05月22日 19時24分20秒 |  PCB/DXN類など

関西テレビ「「PCB」付着の防護服入りドラム缶流出問題」から

 

南丹市の桂川で去年から橋の塗り替え工事を行っていて、塗料に「PCB」が含まれていることから、作業員は防護服を着ていたようだ。そのPCBが付着した恐れのある防護服が入ったドラム缶が大雨で3缶流出したものの、全て発見したという報道。(参考「「PCB」付着の防護服入りドラム缶流出問題 3缶とも発見 “大雨の影響”で流されたか 京都・桂川」)

流出は、5月8日午前6時半ごろ、作業着入り3本、灯油入り1本、空の3本がなくなっていることに業者が気付く、前日からの大雨で河川敷にある工事現場が浸水し、流されたとみられると、、(参考「有害化学物質が付いた恐れの作業着など入ったドラム缶、大雨で浸水し流出 京都・桂川」)

 

 

大変だな~
橋梁等で使われているPCB含有塗膜、、、
全国各地にまだまだそのまま残存、、
サンプル採取、含有量試験、、
そして検出されれば塗膜除去でPCB廃棄物となる、、
作業時の防護服などにも付着の可能性と、、

 


 

環境省
ポリ塩化ビフェニル含有塗膜 調査実施要領(第3版)

厚生労働省
PCB含有塗膜除去作業、PCB廃棄物処理作業のばく露実態調査の結果について

 

 

低濃度PCB廃棄物早期処理情報サイト

PCB含有塗膜調査について

調査結果の更新

令和2年(2020 年)3月末、令和3年(2021 年)3月末、以降、毎年3月末時点とする。

調査結果の更新

各省庁、地方自治体、民間事業者における令和2年3月末時点の調査の進捗状況について、環境省において把握し、情報を整理。
※現時点の情報であり、今後、さらに調査を進める予定。

A 調査対象施設等の数(昭和41年から昭和49年に建設又は塗装されたもの。一部、それ以外の期間のものも報告されている。)
B サンプル採取及び含有量試験を行うべき調査対象施設等(Aのうち、書面等からPCB非含有と判断できないもの)
C 保管しているPCB含有塗膜(既にPCB廃棄物として保管しているもの)

調査対象施設数

  • 298の機関・事業者において、32,354の調査対象施設が存在し、地方自治体が72%(23,195施設)を占める(※民間保有の船舶は、地方自治体より各保有者に直接照会したため、他の施設とは集計方法が異なる)。
  • 全体の82%(26,534施設)が橋梁であり、次いで排水機場・ダム・水門が13%(4,260施設)。

分析等を行うべき調査対象施設

  • 分析等(*1)を行うべき調査対象施設(*2)は全体で18,550であり、調査対象施設全体に占める割合は57%。
    *1:サンプル採取及びPCB含有量試験
    *2:調査対象施設のうち、書面等から明らかにPCB含有塗膜がないものを除いたもの。
  • PCB濃度を把握済みのものは、分析等を行うべき調査対象施設全体の55%。
  • 5,000mg/kg超は、PCB濃度把握済みの1%程度(最大濃度90,000mg/kg) 。

塗膜くずを保管する施設数・保管塗膜量

  • 現在、 705施設で1,794トンのPCB塗膜くずを保管。
  • 5,000mg/kg超は72トン(4%) (最大濃度31,000mg/kg) 、 5,000mg/kg以下は1,071トン(60%)、
    不検出/非PCB(※)は646トン(36%)。

PCB含有塗膜の処理実績

  • JESCOにおける5,000mg/kgを超える塗膜、無害化処理認定施設における5,000mg/kg以下の塗膜の処理実績は以下のとおり。
  • 平成31年度(令和元年度)末までの処理実績は、JESCOで59トン、無害化処理認定施設で3,973トン、合計で4,032トン。
  • JESCOの処理量は平成31年度は減少(焼却方式によるPCB汚染物の処理方法の検討が行われたためと推測される。)。

 

 

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