東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

杉並清掃工場建替事業計画まとまる

2009年03月28日 13時19分43秒 | 東京23区のごみ

●確かに緑化面積に配慮した設計なのだろうが、はたして清掃工場が「住民が心やすらぐ環境にやさしい清掃工場」~と、なり得るのだろうか?!

東京二十三区清掃一部事務組合HP
■杉並清掃工場建替事業計画がまとまりました。 NEW!
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/210327suginami.pdf
一部抜粋
◆新たな杉並清掃工場の「基本コンセプト」及び「基本方針」は、以下に示すとおりとします。
基本コンセプト
地域にとけ込み、信頼される清掃工場

基本方針
1 安全・安心の清掃工場住民に信頼される
 ① 最新鋭設備の導入
 ② 十分な公害防止対策
 ③ 熱エネルギーの有効活用
2 開かれた清掃工場住民に親しまれる
 ① 環境学習の場の充実
 ② 情報公開の拡充
 ③ 環境イベントの充実
3 住民が心やすらぐ環境にやさしい清掃工場
 ① 屋上緑化、壁面緑化の実施
 ② 太陽光パネルの設置
 ③ 公開空地の整備(歩道の整備、遊歩道、憩いスペースの設置)

3. 施設規模・能力
区部においてはごみの中間処理を23 区の共同処理により行っていることから予備炉は設けないこととし、施設規模・能力については現工場の能力と同様の600 トン/日とします。
7. 処理方式
安全・安心な清掃工場の実現に向け、効率面に加えて安定性の観点も含め検討しました。その結果、最も成熟し、また安定的な処理が望める方式で実績のある「全連続燃焼式火格子焼却炉」とします。
※↑↑世田谷清掃工場でガス化溶融炉を導入する際にはどのようなうたい文句だったのだろうか??

【杉並清掃工場建替計画】
4 施設概要
(1) 施設規模 600トン/日(300トン/日・炉×2基)
(2) 建築物 工場棟、管理棟 鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)ほか付属棟
(3) プラント設備
 ア 焼却炉 全連続燃焼式火格子焼却炉
 イ 公害防止設備
(4) 煙 突
外筒鉄筋コンクリート造(既存を使用) 内筒鋼製高さ地上約160メートル

●環境アセス前の事前説明会での質疑応答が一覧表にまとめられている。現在の杉並清掃工場が建設された時の、「ごみ戦争」に関する様々な資料等を保存・展示するために、資料コーナーも設置するようだ。

●大田、練馬、杉並と~一廃計画ごみ量予測・施設整備計画がそのまま活かされて計画はどんどん進められている。また、アセス前の地域説明会や運営協議会などで内部調整が着々とおこなわれると… 本当にアセスなどこれまで以上にアワセメントになってしまう! しかし、このような地元地域との根回し的な情報までも全て公開するという姿勢は以前からあったのだろうか?

●確実に最近の東京二十三区清掃一部事務組合の情報公開度は進んでいる。公害調停などの影響もあるのだろうか?「隠し事は一切しておりません常に情報を公開しながら事業を進めています。」という~


詳細は:■杉並清掃工場建替事業計画がまとまりました。 NEW!
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/210327suginami.pdf



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