東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

分別でごみ減量化、「ミックスペーパー」来年3月から分別収集/川崎市

2010年12月13日 08時30分25秒 | 紙・古紙関連

川崎市は来年3月から、包装紙やパンフレットなどの「ミックスペーパー」の分別収集を全市で始めるそうだ。
ミックスペーパーは、資源集団回収を実施している新聞紙、雑誌、段ボール以外の紙類で、ホチキスの針やビニールが付いた紙や封筒、レシートや伝票といった感熱紙などもOKとなっている~

■分別でごみ減量化、「ミックスペーパー」来年3月から分別収集/川崎市
カナロコ(神奈川新聞) - 2010/12/13
 川崎市は来年3月から、包装紙やパンフレットなどの「ミックスペーパー」の分別収集を全市で始める。分別により約2万2千トンのごみ減量を見込んでおり、トイレットペーパーに再生利用される。川崎、幸、中原の3区では、プラスチック製の容器と包装(プラ容器)の分別収集を先行実施する。
 ミックスペーパーは、資源集団回収を実施している新聞紙、雑誌、段ボール以外の紙類など。ホチキスの針やビニールが付いた紙や封筒、レシートや伝票といった感熱紙なども含まれる。収集は週1回で、集団回収は引き続き実施する。同じ紙質でも、新聞の折り込みチラシは資源集団回収で、郵便受けに投げ込まれるチラシはミックスペーパーになるという。
 市環境局によると、ミックスペーパーは普通ごみの約3割を占めており、分別により減量化が大きく進むとみられる。川崎区内の民間処理施設で異物などを除去し、トイレットペーパーに再生する。
 また、プラ容器は生鮮食品のトレーや菓子袋、ペットボトルのふたなどが対象で、2013年度に全市で実施する予定。全市展開により、約1万7千トンの減量が見込まれる。市は、分別収集や分別方法を市民に理解してもらうため、説明会などを実施している。


「ミックスペーパー(雑がみ)」の全市での回収、横浜市の初期、現札幌市のような混乱状態にならなければいいが~ 

「ビニールが付いた紙や封筒、レシートや伝票といった感熱紙など」は、通常の古紙の分別基準では禁忌品扱い、製紙メーカーの特殊な製造設備工程で可能なものである。なんでも、どこでも、だしてOKという誤った認識で、混乱しなければいいけど~ 

川崎市の一部地域ではこれまでも回収していた。分別項目をつくって回収するとかなり集まると思う。23区でも多くの区で「雑がみ」として集めてはいるが、項目としては「雑誌」のジャンルに混ぜて入れてOKとしているところが多いので、あまり浸透していない。いよいよ川崎市も全域での回収がはじまるのだ~ 川崎市の場合、おそらく下記の「三栄レギュレーター」に入れるのだろう!!


参考(川崎エコタウン)
● 難再生古紙リサイクル施設
所在地 川崎市川崎区水江町 難再生古紙リサイクル施設
運営主体  三栄レギュレーター株式会社東京工場
概要 ミックスペーパー(ポリエステル等でコーティングされた紙容器、ノンカーボン紙、切符、ラミネート加工された紙等の紙類)及び機密書類等の難再生古紙をトイレットペーパーロールにリサイクルする。
処理能力 73,800t/年
生産能力 51,300t/年
HP http://www.corelex.jp/sanei_tokyo/

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 光和精鉱 微量PCB汚染廃電... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

紙・古紙関連」カテゴリの最新記事