昨年度の紙の国内出荷量が初めて1000万トンを下回り、2007年度のピークからおよそ半分にまで落ち込んだとNHKのニュース、、(参考「紙の出荷量ピーク時の半分に デジタル化など背景 業界再編も」)
NHKの報道では、「日本製紙連合会によると、ティッシュや印刷用紙、それに新聞などに使われる洋紙の昨年度の国内出荷量は948万トンで、前の年度から9%減少」となっている、、、
また、「ペーパーレス化やデジタル化の拡大で、製紙業界では、大王製紙と北越コーポレーションが原材料の調達や生産面での技術協力などで提携」等々とも、、、
紙の国内出荷量が初めて1000万トンを下回りとなっているので、、、
あわてて、、古紙再生促進センターなどの紙類統計を開いてみると、、、
まだ確定版ではないが、「2023年古紙需給統計(補正版)」によると、、
2023年の紙・板紙生産・払出概況では、
紙 合 計 生産 10,429,731トン、払出 10,458,655トンとなっている~
確定版は、例年6月頃に公表されるので、大きく変化があるのかもしれないが、、
たぶん、この払い出しは、国内と輸出の合計だとすると、、、
製紙連合会の「2024年3月 紙・板紙需給速報」などでも国内・輸出と分かれているので、、
NHKニュースでは国内出荷量が初めて1000万トンを下回りなので、納得!!
どちらにしても、年々紙類の生産や消費は限りなく落ち込んでいる、、
ここのところ、紙類の統計資料などほとんどチェックしてなかったので、、
「世界の紙・板紙統計」と「2023年古紙需給統計(補正版)」のグラフの更新をしよう~