東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

JFEエンジニアリング 英国で廃棄物発電プラントを受注、ヨーロッパ各国、廃棄物の埋立回避で焼却に拍車がかかる

2021年12月08日 18時55分50秒 | 中間処理施設等

JFEエンジニアリングのドイツ子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社は、英国スコットランド・アーバイン市に建設される廃棄物発電プラント(557t/日)を受注したようだ~

アジア諸国に限らず、ヨーロッパ各国、廃棄物の埋立回避で年々焼却に拍車がかかる、、、日本の廃棄物政策の焼却依存ほどではないにせよ、、、

 

JFEエンジニアリング 株式会社

英国で廃棄物発電プラントを受注

2021年12月9日
 JFEエンジニアリング株式会社
スタンダードケッセル・バウムガルテ社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)のドイツ子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社(以下「SBG社」)はこのたび、英国スコットランド・アーバイン市に建設される廃棄物発電プラントを受注しました。

英国では、リサイクルされた後の廃棄物の約40%が埋立処理されており、処分場の逼迫が同国の環境政策上、大きな問題となっています。このような背景のもと、ごみを焼却により減容化するだけでなく排熱も有効活用できる廃棄物発電プラントの建設が進められています。

今回の廃棄物発電プラントは、英国の再生可能エネルギー関連の投資会社Octopus Renewables社がイタリアのプラント建設会社であるSTC Power社と、その親会社のSterling and Wilson社からなるコンソーシアムに発注したものです。本プラントは、557t/日の廃棄物処理が可能であり、発電出力は17,000kWで一般家庭約36,000世帯分の発電能力を有します。SBG社はプラントの主要設備である炉・ボイラの設計・調達・建設を行います。

SBG社はこれまで、欧州を中心に約120件の廃棄物発電プラントの建設を行なってきました。これに加え、英国におけるバイオマス発電プラント(スぺイサイド)や廃棄物発電プラント(ダンディ、アバディーン)の豊富な実績が認められ、今回の受注に至りました。

JFEエンジニアリンググループは、グループの総合力を結集し、今後も世界各国で廃棄物発電プラントのエンジニアリングを通じて循環型社会の形成に貢献してまいります。

受注概要

需要家 Octopus Renewables社
発注者(元請) STC Power S.r.l社、Sterling and Wilson Private Limited社
受注範囲 炉、ボイラ設備一式(据付を含む)
処理規模 557t/日(1炉)
竣工年月 2024年8月(予定)


詳細は~

 


 

関連(本ブログ) 古いデータだけど、、、
今現在は、さらに焼却比率は増えているだろう、、

EU加盟各国の一般廃棄物の処理状況 (2013年&2014年) 埋立規制から焼却率はどの程度増えるか?2017年10月21

(抜粋)

●EU加盟国 一般廃棄物の処理割合 2010年~2014年の推移

EU28



 

イギリス

 










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