花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

おさまらなくて

2016年09月22日 09時04分27秒 | 日記
もう長く使用しております我が家の電気アイロンですが
コードが収納できなくなりました
30センチくらい残ったところで止まるのでもう一度引っ張り出して
力を抜くと15センチくらい残ったところで止まります
そんな状態を繰り返していると遂に50センチくらいが何時も残ってしまう
状態になりました
仕方がないのでコードを残したままアイロンの蓋をして片づけていました

電気掃除機などはコード収納のボタンを押すと待っていましたとばかりに
アッという間に強い力で素早く吸い込まれて収納されますのに
そう言えば我が家の電気アイロンもうぼつぼつ買い替えの時期かな 最近は
コードレスのアイロンなのかな ならばこんなトラブル起こりようもないことで

ところがある日のことコードが全部きれいに収納されていました
主人の仕業です
イライラしないでゆっくりと向き合ったみたいです
なかなか
でも朝の歯みがきでチューブから勢いよく出過ぎた歯磨き粉は収まるまい



3センチ四方の小さな宝ブクロなかには七福神が入っています



台風はしずかに

2016年09月21日 12時01分13秒 | 日記
台風16号はかなり大型を予報されていたので少し構えていました
被害に遭われた地方は難儀なこととお見舞いもうしあげます
私の住む町では静かに通過しました
もうあちこちで彼岸花が沢山咲いているようです
台風が去った裏庭に行ってみました
我が家ではなんと木陰で小さな彼岸花が弱弱しくつぼみを抱いています
大丈夫かしら 焦らなくてもいいから
思う存分赤い色で咲いてほしいもの



彼岸花はまだつぼみです

今年の夏雨も降らない炎暑続きでしたので
いつもの夏は青しそを摘んでは食卓に運んでいましたのに
今年は殆ど萎れた状態でした
でも一雨の後では少し元気になりか細くてもあちこちで花が咲いています
これなら来年も自然に芽を出すでしょう



頼りなく咲いています青しその花です

我が家の藤袴遅まきながらこれから咲きそうます



藤袴のつぼみです

やわらかくて

2016年09月20日 10時15分26秒 | 日記
私はときに思い出すことがあるのです
そしてそんな時はこころがほんわりとして幸せになれるのです
それは子育ての頃のひとつの体験です
離乳期の始まった頃でしょうか
わが子を抱っこしたとき私の肩にのせられたわが子の小さな手が
それはやわらかくてあたたかでそして重みをも感じられて
その不思議な感触に自然と私の顔がほころんだものなのです
でも不思議なのです 私はこどもを抱っこしているのになぜか私は小さな
我が子に抱かれているような感じを覚えたものです

その感触は子供の発育途上の一時期だけに感じられたものでしたが
その小さな手の重みは本当は母親にとって子育ての責任の重さを教えて
くれていたのかもしれないと今では想えるのです
何十年を経た今でもそれは不思議な感触として私には残っているのです
そして私は想うのです
そんな小さな手のやわらかくて重いぬくもりを一度でも体験していたならば
世に報道されるようなわが子の虐待行為は決して生じないであろうにと














お喋り

2016年09月19日 09時10分02秒 | 日記
昔 母が九官鳥を飼っていました
名前は九ちゃんと呼んでいました
九ちゃんはよく喋っていましたが真似をさせようとして九ちゃんの前で
一生懸命喋ってもどうも直ぐに真似をしないように思っていました
ことばを聞いてもすぐには喋らないで少しの間学習して喋っているように見受けました
声もそっくりで喋ります

地元の町会議員の選挙運動がある頃そんな時には大変賑やかです
九ちゃんは「ヨロシク オネガイシマス」「ヨロシク ヨロシク オネガイシマス」
と大声で連発して懇願するのです

ある日お客さんが来られて玄関で母がお話していると
九ちゃんが大きな声で言うのです
「ゴメンクダサイ」「ゴメンクダサイ」
はっきりと声はしますが姿は見えません
するとお客さんは落ち着かない様子で
「お客さんですよ」と言われました
可笑しくて可笑しくて後で大笑い

母はよく私にお買い物を頼んでいましたが
九官鳥が言うのです
母と全く同じ声で
「H子サ~ン」「H子サ~ン」と私を呼ぶのです
そして「タカカッタラ イイカラネ」と言うのです
九ちゃんは沢山ことばを学習している筈なのにそんなことばを
さも切実そうに喋るのですもの とても可笑しいけど
母は困りますよね



秋明菊これから満開の時季を迎えます


秋まつり

2016年09月18日 09時28分02秒 | 日記
小さな町の秋まつりです
少し前から普段は静かな町の夕べに笛や太鼓の音が聞こえていました 
小さな町の静かな秋まつりの準備です
昨日の午後はまず準備段階で子供達の叩く太鼓が町を巡りました

今日は待っていましょう
笛の音も一段と大きく聞こえて子供達が扮する鬼たちが元気に暴れ巡りきっと
町を活気つけてくれることでしょう
まつりの小店が立ち並んだり住民が着飾って揃って神様にお参りするそんな情景は
見られなくて静かなおまつりですが鎮守の森の神様はきっと今年も人々が平和で幸せに
過ごすことができますように守って下さることでしょう